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【プロ野球】

オリ駿太 左腕から2安打 「でき過ぎで怖い」

2011年2月28日 紙面から

オリックス−阪神 9回裏2死、中前打を放つ駿太=高知・春野総合運動公園野球場で

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 オリックスの駿太外野手(本名・後藤駿太、17)=前橋商=が、江草、藤原の虎の左腕2人から2安打。28日の新人研修会と3月1日の卒業式に出席するため、一時チームを離れるが、高いレベルへの適応能力を感じ取った岡田監督は「卒業式の後? オウ、1軍おらすよ」と引き続き1軍に残すことを即断した。

 初対戦で球筋のイメージはない。それでも駿太は非凡なセンスで対応した。7回に江草のスライダーを右手1本で左前に、9回は藤原のスライダーを中前にそれぞれはじき返した。「狙っていたわけじゃないです。コースはしんどかったですけど…」と謙遜するが、正田打撃コーチは「対応能力があるということやろ。それしかないよ」と舌を巻いた。

 キャンプのこれまでを振り返り「でき過ぎで怖いくらいです」と駿太。昨秋ドラフトの“外れ外れ外れ1位”だったが、その実力で注目を勝ち取っていった。卒業式を終えれば、右翼の開幕スタメンへの挑戦が本格的に始まる。 (中谷秀樹)

 

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