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【プロ野球】1番長野、3番坂本で刺激 G実戦6試合目でやっと1勝2011年2月28日 紙面から
巨人に新オプションが加わった。27日のヤクルト戦では長野、脇谷、坂本が1〜3番に並び、5番に小笠原が入るオーダーを初披露。原辰徳監督(52)は「近未来(このオーダーも)ありますよ」とキッパリ。新打線が機能した巨人は、練習試合を含めて今年の初勝利を挙げた。 無限大の可能性が息吹いた。球団初の那覇キャンプ締めくくりとなるヤクルト戦。「チームは生き物だし、成長もする。いろいろと組み替える中で刺激を与えながら強いチームをつくりたい」。オープン戦3試合、練習試合2試合で勝ち星のなかった指揮官が思い切った新オーダーを断行した。 まずは1番だ。26日に走塁ミスで“お仕置き”を受けた長野を起用。試合前には監督自ら歩み寄り、「発奮してほしいから1番だ」と伝えた。3番にはプロ入り初となる坂本。さらに、ラミレスの後に続くのは、日本ハム時代の1998年9月26日(ロッテ戦)以来の5番となる小笠原だ。 この刺激策がヤングGを生き返らせた。長野は2回に先制打。脇谷は1安打1四球で2度出塁、2安打の坂本は5回に2点目のホームを踏んだ。坂本は「打順は意識していなかった」と語ったが、指揮官の感想は違う。「気分良さそうだったね」。2番で小さくなっていた打撃は本来の姿に戻っていた。 もちろん、この打順が完成形ではない。1番・松本、2番・坂本のオプションも残っている。坂本を“最強の核弾頭”に戻す可能性もある。「いろいろと模索しながら、開幕の日に最高のオーダーを組みたい」と原監督。V奪回に向け、理想の打順を探り続ける。 (井上学) PR情報
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