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【プロ野球】佑&マー君再会 ダル「ギクシャクしてましたよ」2011年2月28日 紙面から
日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が27日、オープン戦のため沖縄・名護市営球場を訪れた楽天・田中将大投手(22)と対面した。公の場では高校3年時の国体以来のツーショットが実現。梨田、星野両監督も公式戦でのライバル対決実現を、“マニフェスト”として約束した。試合では中田翔内野手(21)が実戦10試合で6発目となるオープン戦1号ソロ。絶好調をキープしたまま沖縄を後にした。 再会を演出したのはダルビッシュだった。楽天のウオーミングアップ中、斎藤を連れてセンターポール間のダッシュを敢行。機を見てバックスクリーン前にいた田中の元に歩み寄り、宿命のライバル同士を引き合わせた。 昨年末に高校日本選抜の同窓会で顔を合わせた2人。公の場で会うのは兵庫国体以来4年4カ月ぶりだった。ガッチリと握手を交わし“密談”は約1分間。斎藤は「近況報告とあいさつ程度ですよ」。田中も「際どい話をしていたと書いておいてください」と詳細は語らなかったが、話題は同級生の巨人・沢村の投球などにも及んだようだ。 仲を取り持ったダルは「同級生だからあいさつする必要ないと思うんだけど…。ギクシャクしてましたよ」とニヤリ。2人をよく知るエースに冷やかされてしまったが、お互いが特別な存在であることは間違いない。 早実と駒大苫小牧のエースとして2006年夏の甲子園決勝で激突。延長15回引き分けを経て、再試合は斎藤が最後の打者・田中から空振り三振を奪って全国制覇を成し遂げた。2試合に及ぶ激闘は日本中を熱狂させ、斎藤は「ハンカチ王子」としてスターダムにのし上がった。あの夏から5年。すでに46勝を挙げ、球界を代表する投手となった田中と、ついにプロの門をたたいた斎藤。2人の投げ合いは今季のプロ野球最大の関心事と言っても過言ではない。 両監督も夢対決を後押しするつもりだ。星野監督は「梨田と年に2回は行きたいな、と。マニフェストにしようってね」。梨田監督も「みんなが夢見る対決。夢の続きを野球界でやってくれると信じているし、盛り上げてほしい」と約束した。 斎藤は「(田中の)1年目の活躍は参考にしたいし自分も早くそのレベルに行きたい」と謙虚な姿勢を見せた一方、「自分もやっとプロまで来て、いよいよだな、と思う。負けたくないというのもあるし、一緒に頑張りたい気持ちもある」とライバル心もチラリ。“新平成の名勝負”は早ければ4月8日からの札幌ドーム3連戦で火ぶたを切る。 (臼杵秀之) PR情報
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