- HOME
- 今日のイチオシ芸能記事
今日のイチオシ芸能記事
秋元 お泊まり疑惑から4カ月…みそぎ完走
完走した秋元才加=東京ビッグサイト(撮影・田村亮介) |
(2/28)
人気アイドルグループ・AKB48の秋元才加(22)が27日、3万6千人超が参加した東京マラソンに出場し、人生初のフルマラソンで涙の完走を果たした。タイムは6時間50分06秒。制限時間は7時間だった。秋元は昨年10月、週刊誌でマルチクリエーターの広井王子氏(57)と自宅宿泊デートを報道され、否定しつつも責任を取ってチームKのキャプテンを辞任したが“みそぎ完走”がプロデューサーの秋元康氏(54)に認められ、キャプテン復帰が決定した。
◇ ◇
秋元が足を引きずりながらみそぎのゴールテープを切った。スタートから6時間50分06秒。制限時間の7時間ギリギリだった。
ゴールの先に待っていたのはチームKキャプテンへの復帰だった。「一から精いっぱい、頑張ります。(前とは)変わったキャプテンにならないと」。感激の面持ちで、決意を語った。
この日に備え、約100キロ走り込んで臨んだ。しかし、初のフルマラソンは甘くはなかった。20キロ過ぎに歩き、40キロを過ぎてからは何度も足を止め、苦しさから涙を浮かべた。だが、そのたびに沿道から沸き起こる大声援に奮い立った。「俺たちがついてるぞ!」「あと少しだぞ!」。ヒット曲「会いたかった」の大合唱まで沸き起こった。
仲間の支えも力になった。31キロ地点では応援に駆けつけた梅田彩佳(22)、増田有華(19)からスペシャルドリンクを受け取った。ゴール地点には、2人に加え宮澤佐江(20)も待っていた。決して一人ではない。生まれ変わろうという思いは周囲にもしっかりと伝わっていた。
昨年10月、マルチクリエーターの広井王子氏との自宅宿泊デートを週刊誌で報じられた。熱愛は否定したが、騒動の責任を取って泣きながらキャプテンを辞任した。一からのスタートを誓い、42・195キロを走り切った秋元は「マンションからの声もうれしかった。素直に人の温かみを感じられました」と、すっきりした表情を浮かべた。
この日の夜には東京・秋葉原のAKB48劇場でファンに「無事完走しました。キャプテンにも復帰します」と報告。温かい拍手を受けた。また、秋元、梅田、増田、宮澤の4人組新ユニット「DiVA」の結成と、4月27日にデビューシングルを発売することを発表。みそぎを済ませ、ひと皮むけた秋元が、再スタートを切った。
(デイリースポーツ提供)