《1》
ハンドルネーム田舎医者さんが本ブログ「決断力と抗ガン剤」にコメントを寄せてこられた。
最初の投稿に対して、私がやや突き放した回答をしたせいか、代わってB4さんが(ありがたいことに)正しい答えを穏やかに投稿してくださった。
それに対して、再度田舎医者さんが、ご返事をくださっている。以下に引用する。
* * *
>B4様
コメントありがとうございます。
私はブログ主様の記事を読むまでは、医師として何とか癌患者さんために治療をしてあげたいと日々患者さんと悩み、喜びして診療してまいりました。しかし、現代医療が推奨する手術・抗癌剤・放射線治療がすべてダメだということを知った時、目の前が真っ暗になり、何かがガラガラと崩れていく気が致しました。正直今は頭が混乱しています。これまで『まだ早期だから手術は可能です』『この抗がん剤は・・・』『この場合放射線治療が・・・』などと説明していましたが、今、これらの言葉を発するときにぐっと詰まる自分がいます。
医師としてできることは、普段から癌にならない生活をまず自分が実践すること、そしてどういう生活をしていたから癌になったのかを患者の生活の事実から把握できる頭をつくることではないかと思います。そうすればおのずと、癌患者に対する治療がみえてくるのではないかと思う今日この頃です。
* * *
この方はとても誠実な方だと思う。ちゃんと現実に目を向けたからだ。多くの医者は、現実をごまかして自分たちは病気を治せていると主張し、疑問を持つ患者を「言う事をきかないと治らないぞ」と脅し付ける。
しかし、真実はそうではない。船瀬俊介氏は『クスリは飲んではいけない!?』(徳間書店)でこう記す。
「現代医療は病気を『作り』『治さず』『悪くする』。そして『儲ける』。わが国だけで数兆円という莫大な利益が“かれら”の懐に転がり込む。その悪魔的体質に、だれもが、はやく気づくべきだ。」
またこの『クスリは飲んではいけない!?』には新潟大学大学院医学部の安保徹教授が推薦文を寄せている。そこにはこう記されている。再度引用する。
* * *
最近の医学や医療は病気を治せなくなっています。
分析研究にすぐれた西洋医学は数多くの謎を明らかにしてきましたが、分析の方のみに考えが集中して、からだ全体の反応や自然の摂理でヒトが生かされているという考えを忘れてしまったように思われます。
本来、現代医療で使用されている薬剤は代謝阻害剤で、短い期間ではヒトの検査値などを改善する力があるものの、長い期間使用すると思わぬ負担がかかるのです。むしろ病気は悪化することが多いのです。
医師不足が言われる今日、多くの医師たちはまじめに診療に取り組んでいます。しかし、検査データにのみ目を向け薬物による対症療法をくり返す医療に偏ってしまっているのも現実です。病気は治らず医師はあまり尊敬を得る存在でなくなっているようにも感じられます。
これからは新しい医療の取り組みが必要です。病気は、生き方や考え方の偏りが負担となって生じているのがほとんどだからです。このような考えが無いと病気の原因を不明として対症療法をくり返す医療から脱却できないのです。
* * *
安保氏が言うとおり、「最近の医学や医療は病気を治せない」ばかりか薬剤の使い方の間違いで「むしろ病気は悪化することが多い」となり、ついには「医師はあまり尊敬を得る存在でなくなっている」のである。
患者たちは、病気になれば医師に頼るほかないと考えるから、その医師らに裏切られて絶望している。本当は病気を治せないくせに、真面目に反省して、親身に取り組まない医師に怒っているのだが、逆らえば何をされるかわからないから皆がまんしている。
なのに、この田舎医者さんが書くように「 医師として何とか癌患者さんために治療をしてあげたいと日々患者さんと悩み、喜びして診療して」いるつもりではあるのだ。そういうまじめな医師がいることは私も認めるけれど、たいていは主観的なだけで、実際は不真面目な医師が多く、製薬会社から平然と札束を受け取り、接待を受けては患者を利用する。
* * *
わたしは、かつて西洋の医学には5つの系統が存在したことを指摘した。
ナチュロパシー(自然療法)
サイコセラピー(心理療法)
オステオパシー(整体療法)
ホメオパシー(同種療法)
アロパシー(薬物療法)
……である。
ところが19世紀に入ると、国家の意図によって1〜4の流派は、排除、弾圧、追放されてしまった。そしてアロパシー(薬物療法)のみが、国家の庇護を受けて医療利権を独占したのである。なぜか? 薬物利権は、巨大化学利権と固く結ばれていたからである。はやくいえば、石油化学利権が、全世界の医療利権を独占した。(船瀬俊介著『抗ガン剤で殺される』より)
* * *
これは実に端的に、現代医療の闇を突いている。石油化学利権とはユダヤ国際資本である。だからすべての医療は、ユダヤ資本がボロ儲けできるようなシステムが作られてきたのであり、医師もそのシステムに従って養成されるのである。決して病で困っている人を救うためではない。病の人を救うかのように思わせないと、誰も病院に行かなくなるからいくらかは治療の成果があげられるようにはなっている。
医者とは事実、製薬会社に奉仕する存在である。ほとんどの治療がペテンであり、陰謀である。
この田舎医者さんが、「 目の前が真っ暗になり、何かがガラガラと崩れていく気が致した」というのは当然で、そうならない医者がおかしいのだ。
だからそこをまずは認識してほしいものであって、そこから日本の医療がどう立ち直っていくかを考えるためにこそ、生意気を言わせてもらえば本ブログは書かれている。
どうすればいいか?
そんなことは難しくない。アタマを切り替えるのは難しいだろうが、目覚めさえすれば道はすでに示されている。その実例を紹介しよう。
それは南郷学派の医学者らの著作をひもとくことである。また南郷継正先生の著作を読むことである。それしか道はない。
読むべきは、まず三浦つとむ著『弁証法はどういう科学か』(講談社新書)から始まって、南郷継正先生の全著作を読むことだ。
そのほかは、南郷学派の以下の著作を手にしてほしい。
『看護のための「いのちの歴史」の物語』(本田克也ほか著 現代社)
『育児の認識学』(海保静子著 現代社)
『看護学と医学』(上・下巻)(瀬江千史著 現代社)
『医学教育概論*(1)〜(3)(瀬江千史ほか著 現代社)
『初学者のための「看護覚え書」』(神庭純子著 現代社)
ではこれを読むとどうなるかを明日、お見せしよう。
ハンドルネーム田舎医者さんが本ブログ「決断力と抗ガン剤」にコメントを寄せてこられた。
最初の投稿に対して、私がやや突き放した回答をしたせいか、代わってB4さんが(ありがたいことに)正しい答えを穏やかに投稿してくださった。
それに対して、再度田舎医者さんが、ご返事をくださっている。以下に引用する。
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>B4様
コメントありがとうございます。
私はブログ主様の記事を読むまでは、医師として何とか癌患者さんために治療をしてあげたいと日々患者さんと悩み、喜びして診療してまいりました。しかし、現代医療が推奨する手術・抗癌剤・放射線治療がすべてダメだということを知った時、目の前が真っ暗になり、何かがガラガラと崩れていく気が致しました。正直今は頭が混乱しています。これまで『まだ早期だから手術は可能です』『この抗がん剤は・・・』『この場合放射線治療が・・・』などと説明していましたが、今、これらの言葉を発するときにぐっと詰まる自分がいます。
医師としてできることは、普段から癌にならない生活をまず自分が実践すること、そしてどういう生活をしていたから癌になったのかを患者の生活の事実から把握できる頭をつくることではないかと思います。そうすればおのずと、癌患者に対する治療がみえてくるのではないかと思う今日この頃です。
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この方はとても誠実な方だと思う。ちゃんと現実に目を向けたからだ。多くの医者は、現実をごまかして自分たちは病気を治せていると主張し、疑問を持つ患者を「言う事をきかないと治らないぞ」と脅し付ける。
しかし、真実はそうではない。船瀬俊介氏は『クスリは飲んではいけない!?』(徳間書店)でこう記す。
「現代医療は病気を『作り』『治さず』『悪くする』。そして『儲ける』。わが国だけで数兆円という莫大な利益が“かれら”の懐に転がり込む。その悪魔的体質に、だれもが、はやく気づくべきだ。」
またこの『クスリは飲んではいけない!?』には新潟大学大学院医学部の安保徹教授が推薦文を寄せている。そこにはこう記されている。再度引用する。
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最近の医学や医療は病気を治せなくなっています。
分析研究にすぐれた西洋医学は数多くの謎を明らかにしてきましたが、分析の方のみに考えが集中して、からだ全体の反応や自然の摂理でヒトが生かされているという考えを忘れてしまったように思われます。
本来、現代医療で使用されている薬剤は代謝阻害剤で、短い期間ではヒトの検査値などを改善する力があるものの、長い期間使用すると思わぬ負担がかかるのです。むしろ病気は悪化することが多いのです。
医師不足が言われる今日、多くの医師たちはまじめに診療に取り組んでいます。しかし、検査データにのみ目を向け薬物による対症療法をくり返す医療に偏ってしまっているのも現実です。病気は治らず医師はあまり尊敬を得る存在でなくなっているようにも感じられます。
これからは新しい医療の取り組みが必要です。病気は、生き方や考え方の偏りが負担となって生じているのがほとんどだからです。このような考えが無いと病気の原因を不明として対症療法をくり返す医療から脱却できないのです。
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安保氏が言うとおり、「最近の医学や医療は病気を治せない」ばかりか薬剤の使い方の間違いで「むしろ病気は悪化することが多い」となり、ついには「医師はあまり尊敬を得る存在でなくなっている」のである。
患者たちは、病気になれば医師に頼るほかないと考えるから、その医師らに裏切られて絶望している。本当は病気を治せないくせに、真面目に反省して、親身に取り組まない医師に怒っているのだが、逆らえば何をされるかわからないから皆がまんしている。
なのに、この田舎医者さんが書くように「 医師として何とか癌患者さんために治療をしてあげたいと日々患者さんと悩み、喜びして診療して」いるつもりではあるのだ。そういうまじめな医師がいることは私も認めるけれど、たいていは主観的なだけで、実際は不真面目な医師が多く、製薬会社から平然と札束を受け取り、接待を受けては患者を利用する。
* * *
わたしは、かつて西洋の医学には5つの系統が存在したことを指摘した。
ナチュロパシー(自然療法)
サイコセラピー(心理療法)
オステオパシー(整体療法)
ホメオパシー(同種療法)
アロパシー(薬物療法)
……である。
ところが19世紀に入ると、国家の意図によって1〜4の流派は、排除、弾圧、追放されてしまった。そしてアロパシー(薬物療法)のみが、国家の庇護を受けて医療利権を独占したのである。なぜか? 薬物利権は、巨大化学利権と固く結ばれていたからである。はやくいえば、石油化学利権が、全世界の医療利権を独占した。(船瀬俊介著『抗ガン剤で殺される』より)
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これは実に端的に、現代医療の闇を突いている。石油化学利権とはユダヤ国際資本である。だからすべての医療は、ユダヤ資本がボロ儲けできるようなシステムが作られてきたのであり、医師もそのシステムに従って養成されるのである。決して病で困っている人を救うためではない。病の人を救うかのように思わせないと、誰も病院に行かなくなるからいくらかは治療の成果があげられるようにはなっている。
医者とは事実、製薬会社に奉仕する存在である。ほとんどの治療がペテンであり、陰謀である。
この田舎医者さんが、「 目の前が真っ暗になり、何かがガラガラと崩れていく気が致した」というのは当然で、そうならない医者がおかしいのだ。
だからそこをまずは認識してほしいものであって、そこから日本の医療がどう立ち直っていくかを考えるためにこそ、生意気を言わせてもらえば本ブログは書かれている。
どうすればいいか?
そんなことは難しくない。アタマを切り替えるのは難しいだろうが、目覚めさえすれば道はすでに示されている。その実例を紹介しよう。
それは南郷学派の医学者らの著作をひもとくことである。また南郷継正先生の著作を読むことである。それしか道はない。
読むべきは、まず三浦つとむ著『弁証法はどういう科学か』(講談社新書)から始まって、南郷継正先生の全著作を読むことだ。
そのほかは、南郷学派の以下の著作を手にしてほしい。
『看護のための「いのちの歴史」の物語』(本田克也ほか著 現代社)
『育児の認識学』(海保静子著 現代社)
『看護学と医学』(上・下巻)(瀬江千史著 現代社)
『医学教育概論*(1)〜(3)(瀬江千史ほか著 現代社)
『初学者のための「看護覚え書」』(神庭純子著 現代社)
ではこれを読むとどうなるかを明日、お見せしよう。