「大阪」(27日、IMPホール)
大阪選手権試合が行われ、王者・空牙が挑戦者ビリーケン・キッドを下し2度目の防衛に成功した。
手段は選ばない。空牙は序盤から、これまでの前哨戦で痛めつけたビリーの右腕を集中攻撃。挑戦者もコウモリ吊り落とし、ベルティゴで必死に反撃してきたが、ピンチにもセコンドがレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止だ。タイトルマッチとは思えぬ光景にブーイングが吹き荒れる中、この試合のために編み出した新技・トルネードスタンプ3連発で息の根を止めた。
V2防衛とともに、ビリーから待望のシングル初白星を挙げた空牙は「現在の最強の挑戦者を倒しての防衛。ビリーへの苦手意識もチャラや。これでJOKERはさらに加速する」と勝ち誇った。この日、LOVからブラックバファローの加入が決まり、新ルード軍のメンバーは再び7人に。もはや疑う余地のない団体の最大勢力だ。「次のシリーズもJOKERの勢い、見せつけたる!」。悪の進撃はまだまだ止まらない。
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