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徳井総長「お客の心を我士掴美」

 映画「莫逆家族」の撮影を行った徳井(中央)ら=千葉県内
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 映画「莫逆家族」の撮影を行った徳井(中央)ら=千葉県内

 お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(35)が主演する映画「莫逆家族 バクギャクファミーリア」(熊切和嘉監督、11月公開)の撮影現場がこのほど公開され、徳井が「金髪リーゼント」姿を初お披露目した。撮影では元不良のエキストラが120人参加。関東一の暴走族のトップを演じる徳井が筋金入りの“ワル”を率い、真夜中の“総会”を仕切ってみせた。

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 深夜のトンネルに大きく鳴り響く改造車のエンジン音。特攻服にリーゼントでキメた“不良”の群れの中心で、徳井は堂々とメンチを切ってみせた。

 作品は、「BADBOYS」などで知られる漫画家・田中宏氏が週刊ヤングマガジンで04年まで連載した人気コミックが原作。関東一の暴走族の元総長で現在は建設作業員となった火野鉄(徳井)が、ある事件をきっかけにかつての不良仲間を集め立ち上がる姿を描く。

 爽やか系イケメン芸人の徳井が、地毛を金髪に染めて挑む初の長編主演作とあって話題を集める中、初めてリーゼント姿を披露。1カ月前の撮影開始当初は自身の格好について「違和感まみれ」だったというが、脇を固める大森南朋(39)、北村一輝(41)、阿部サダヲ(40)、玉山鉄二(30)ら豪華俳優陣とともに、迫力十分の不良姿をみせつけた。

 撮影にはエキストラとして筋金入りの元不良約120人が参加。製作サイドがバイク愛好会などへ呼びかけ、集まった走り屋たちはそれぞれ気合十分の特攻服をまとい、10台の改造車、約120台のバイクで現場に乗りつけた。

 徳井は「勝てるわけない。根性が違います」とビビり気味だったが、いざ現場に入れば「しゃべってみたらええ人ばかり」とご機嫌。最後には「夜露死苦(よろしく)」をまねて「我士掴美(わしづかみ)。見てもらうお客さんの心をわしづかみします!」と不良スタイルで気合を入れていた。

(2011年2月28日)

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