先月の末に久しぶりに三脚を買った。
何年振りだろう?
普段使っているのはハスキーで、室内の撮影なんかはGITZOの5型。
ハスキーは学生の頃新品で買っていまだにガタも無くバリバリの現役。
室内の撮影は足を引っ掛けてたりして動いてしまうのが嫌で重い三脚が良いのでGITZOを使っている。
多重露光も良くするのでただでさえ重い三脚にさらにウェイトをかけたりしている。
ハスキーの欠点はローアングルが構えられない事。
その点GITZOは良く出来ている。
良い加減買わなきゃなんて思っていたんだけど、3ヶ月前にこの三脚が発表されたので発売まで待っていた訳だ。
発売は6月になっていたけど、5月末にはヨドバシに並んでいた。
雲台をどうしようかと考えていたんだけど、とりあえずマンフロットの410っていうギアで微調整出来る雲台にしてみた。
それよりも一回り大きい405っていう雲台を普段使っているんだけどその雲台はさすがにこの三脚にはバランスが悪い。
しばらくそのコンビで使っていたんだけどこの雲台の欠点は結構上を向かないのだ。
しかもクイックリリースプレートを介して三脚に付けるので一旦雲台からプレートを外してコインを出して逆さに付け直さないといけない。
微妙な調整が出来るのはとても良いのだけどカット数が多い撮影なんかでスピード重視だとこの作業がめんどくさくなってくる。
という事で普通の雲台を買い足す事に。
GITZOの純正とも思ったんだけど値段と使い慣れている事と今までの信頼からハスキーにした。
よく見ると日本製になっている。
いつの間に?アメリカ製だとばかり思っていたのに??
GITZOもフランス製からイタリア製になってしまったし。
肝心の使い勝手はとっても良い。
自分の使い方として軽さは求めていないので高価なカーボンは必要ないけど、この新しいシリーズは従来より30%軽くなったらしい。
この三脚は4段伸びるんだけどそれぞれの脚が回らない仕組みになっているので片手でも簡単にセット出来る。
今まではロックが甘かったりすると違うロックが空回りしていたんだけど、それが無くなった。じつはこれには結構イライラしていたのでかなりいい感じだ。
ローアングルも簡単に構えられる。
センターポールが簡単に外せるようになっていて地面ギリギリに構える事が出来る。
ここまでの状態にするのに1分もかからない。
今まではレンチを使ってポールを外してプレートを付けていたので5分くらいはかかっていたんじゃないかな。
だからめんどくさくて手持ちでなんて事も多かったりして、、、。
細かい所では最初から2本の脚にレッグウォーマーがついてる。
冬にアルミの三脚を持つと本当に冷たいんだよね。
肩に担ぐのも楽になっていい感じ。
総合的に見てとっても気に入っている。
ちょっと気になったのはセンターポールが長い事くらいかなぁ。
あと15cm短かいほうが俄然使い勝手が良いように感じるんだけどな。
というのもちょっとローアングルで構えたい時に1段階脚を広げるんだけどポールが地面に当たってしまうので結局7cm位しか下がらない。
その為にポールを外しても良いんだけど微妙な高さの調整が不便になるからね。
今のところこの三脚用の短いポールは売ってないみたい。
早い所出してくれれば良いのだけど。
この三脚もよっぽどの事が無ければガタが来る様な物ではないので長い付き合いになりそうだ。
そうなるとレッグウォマーがどの位で劣化するのか気になる所かな?