「帷様、お手紙です」
「手紙ぃ? このご時世にメールじゃねえのかよ。なになに……
『初めましてミニス・カサンタ、通称カサンタPです。お二人にはマジカル☆ヴァルトにおける宣伝費の代わりに、感想返信で働いてもらいます』
宣伝費って俺の書いたやつか? ……いや、ふつうスポンサー料は会社持ちだろ」
「色々と会社側もお忙しいようですし仕方ありませんわ」
「めんでぇな……さっさと終わらせるか。最初は……蓬莱NEETくんだぜ。
『主人公の外見が古賀のり夫……知らないのでついさっきググってきました。
うん、普通にヒロインです本当にありがとうございました。
それでも!それでも、俺はミニスさんがヒロインだと信じてる!
ミニス可愛いよミニス。』
うん、確かにたっくんは可愛いよなー」
「…………」
「ん? なんだよまた嫉妬してんのかよ、早紀」
「そんなことはありませんわ」
「顔が赤いぜ」
「……そ、そんなこと」
「早妃も可愛いなぁ。でもここで元気になったら終わらないし次だ。ゐ号くんから。
『主人公とコメットの2人のお話、とても楽しく読んでます
頑張って下さい。』
カサンタPは必要ないのか。つうかよくよく考えたら俺と面識ないやつのことって語れねーよな」
「語ってます帷様。メタ発言は自重してください」
「うーす。つっぎのかったはー?」
「或る物書き様ですわ
『解読完了♪ なんというカニバさん(^-^;
いっきに作風が変わったなぁ』
わりと考えなしに書いているので作風が変わったのは仕方がありませんわ。それにあの女は私、嫌いです」
「早妃もメタ発言してんじゃん。つうかそういやー箱子嫌いだっけ?」
「弱くて脆い人間は全般的に嫌いです」
「きびしぃねぇ。んじゃ三津屋くんから。
『大家のデレがでたらミニスとコメットの
人気が一気に大家に流れてく気がする。
…でもまぁ俺はどんなことがあっても主人公一筋だがな!
ミニス可愛いよ(笑)ミニス(爆笑)』
大家ってあのヤンキーか。俺はあのヤンキーが苦手なんだよなー」
「帷様でも苦手な女性が?」
「そりゃあ当然だぜ。誰だって苦手な人間の一人や二人いるだろ」
「それもそうですね」
「タバコ臭いのと、俺と口調が似てるのが駄目。それ以外はパーフェクトなんだけどなー」
「…………」
「睨むなって。次ー、書との契約者くんだ。
『ミニス?……可愛いよミニス
「待っていてください」が大量にあって怖かった……。
これが次からの伏線なのか?
恐ろしや……。
ミニス?……可愛いよミニス
……でも自分としてはコメットのほうが……。』
あ、そういえば早妃」
「何でしょうか?」
「感想掲示板でさ、読専とそうじゃない奴の違いってわかるか?」
「は? 違い……ですか?」
「ああ」
「……いえ、存じませんが」
「感想で三点リーダ(これ→……)を使ってる奴は物書きが多いな。逆に使ってない「・・・・」みたいな奴は読専だ。まあもちろん違う奴もいるけどなー、だいたいこれで判断できるぜ」
「……確かに。でも帷様」
「ん? 何だ?」
「それをここで書いたら意味がないのでは? これを読んだ読専の皆さんはこれから三点リーダを使い始めると思うのですが……」
「まあいいんじゃねーの? よかったな小説の原稿用紙の使い方が分かってよ。次だぜー、黒茶色くんとA7くん、それとかもしかくんからだ。だるいから三人同時に
『とある淑女が病み過ぎている件について。
大丈夫、かわいいよミニス。』
『KOEEEEEEEEEE
何をしてここまで好かれたんだw
ミニス生命の危機だよミニス』
『その貴方の恋人が気に入らなくなったら、いつでもわたしが刻んでたべてあげますよ?
怖すぎ笑えない』
確かに箱子はカニバルな性癖だからなぁ」
「ちなみにヒロイン三人(ミニス、箱子、クリス)の中で立ち位置的に一番たっくん様に近くにいる上に、一番人気が出そうな最強キャラになりそうでしたので、皆さんがどん引きする性癖を付けたらしいですわ」
「ギャルゲーでたとえるなら攻略するのが一番簡単なキャラってことだな」
「それに引き替えミニス様は……」
「最近じゃ攻略不可能キャラに思えてきたもんなー」
「ですが個人的には私、彼女を応援してますわ。では、そろそろ次にいきましょう。春雨様からですわ。
『タイトルは聖人繋がりとイベント繋がりでバレンタインで良いんじゃないでしょうか。売れ残ったケーキのメッセージプレートを溶かしてリサイクルしたチョコで。
等身大というか裸体で型をとったチョコレートなんか汚れヒロインミニスにぴったりじゃないですか。
コメット可愛いよコメット。』
裸体で型を取ったチョコなどお約束過ぎてそんなの面白くないと本人は言ってましたわ。結局チョコレートは作ってないようですし」
「ちなみにチョコボール向井は俺がおいしくいただいたぜ」
「…………」
「じゃあ次だ。わりーが黒茶色とA7は飛ばすぜ」
「今回はごめんなさい。お二人とも毎回のように感想ありがとうございますわ」
「で、勇者ゾンビくんからだな。
『舞散らせ俺のWhite Christmas!
ふぅ
/ | | |
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|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
』」
「下品極まりないです。死んでください」
「俺はそういうのも嫌いじゃねえけどな。それにゾンビだからもう死んでるって。次はニミュエくん。
『誤字報告
僕やコメットの寝顔を見つつぼーっとしているとか。
これって
僕やミニスの寝顔を見つつぼーっとしているとか。
じゃないんですか?
作者にまで忘れられるミニス……
ミニス可哀相だよミニス!』
ちゃんとこいつはQ&A見てんのか? 誤字は基本訂正しねえんだよ」
「ですがさすがにこの誤字はひどすぎるかと。それにもともと間違えた作者が悪いのですから」
「まあ報告さんきゅーな。次はA7くんだぜ。
『ミニスに意外な才能が…
アフィリエイトで百万超えるってすごいな
まさかエロ写メで釣って(ry』
ちなみに作者のブログのグーグルアドセンスの収益は今んとこ150円だ」
「まあそんなもんでしょう。リンクのクリックを催促しますか?」
「したらグーグルから怒られるからしねえよ」
「そうですわね。次は猫様からです。
『月子×コメットはほのぼのですね~。
最高です。
まったりしてて顔が緩む。』」
「百合かー」
「いえどちらかというと姉妹か親子かと」
「まあ何にしろ愛は世界を救うんだ。それが家族だろうが恋人だろうがな」
「さすが博愛主義の帷様」
「おうよ。じゃあ次いこうぜ。ステさんくんからだ。……これくんいるか?
『ミニスどうでもいいよミニス!!
コメットだけで良いよこのss!
タイトルは「マジカルトナカイこめっとさん」でおk
ミニス(笑)とかヒロイン(笑)だからいらんww
そして作者さんは孕まサンタの中だしメリークリスマスをプレイすべきww
黒人サングラストナカイのジョンのよさをぜひ分かって欲しいww』
孕まサンタの中だしメリークリスマスはアマゾンで安かったから買おうと思ったんだけどな。結局買ってないわ」
「作者は貧乏なのです。日雇いバイトの不定期収入の大学生にとってエロゲーは高級品ですから。月の収入4000円くらいですよ?」
「だからこそこんなに更新が早いんだけどな」
「更新速度こそこの作品の唯一の長所でございます」
「そーゆーこと。んじゃ次。スグウツくん。
『ミニスの人気のなさに泣いたww
稼いでいるなら生活費はいれようぜ。
俺はこの小説のヒロインはミニスだと信じてる!
ミニスかわいいよミニス!!』
まあカサンタPも一応ヒロインなんだけどな。どのルートに行くかはもしかしたらアンケートで決めるかもなー。それか三人分書くってのもアリだな」
「それでも半年以上の先の話ですわね」
「確かにな。もしかしたらあと一ヶ月くらいで作者のやる気がなくなったりしてな」
「そうならないことを祈りますわ」
「次だ。黒茶色くん。
『最近ミニスが普通っぽいなぁ。
文句という訳でもないんですが。
これからもお身体に気をつけて頑張って下さい。』
うん、こういう感想が一番うれしかったりするんだよな。作者はまだ元気だけどな」
「ただこの先の花粉症が心配だそうです」
「俺もだ」
「私はそうでも」
「うらやましいなー。体丈夫だもんな、早妃」
「体の健康は一番の財産ですわ。ではA7様からです。
『ミニスが哲学っぽいこと話してる…』」
「哲学は嫌いだぜ。色々考えすぎるのは性に合わないんだよな」
「帷様はおおざっぱですから」
「細かいことは全部お前に任せてるしなー」
「ええ。この身は帷様の為に存在しておりますから」
「そんな風に堅く考えなくてもいいぜ? んで次。黒茶色くん。
『コメットを百合に走らせるとか、そんな事は期待してない。
たまらないじゃないか、これ以上我々を興奮させてどうするつもりなんだ。
ミニス、君はやればできる子だ。
必ず魅力的な個性を習得できるはずだ、頑張れ。』
……いやキャラ的にカサンタPが一番強烈じゃね?」
「ここでは性的アピールポイント、つまりは萌え要素の有無についてでは?」
「あー……それか。……まあ……それは仕方ねえな」
「さすがの帷様でもお手上げのようです。A7様からですわ。
『インスマウス面のヒロインとか嫌すぎる…』
ちなみに作者はラブクラフトはインスマウスしか読んだことがありません」
「……全集の1、2巻はは持ってるんだけどなー」
「作者は積んでる本が多いのです。おそらく20冊以上あるかと」
「消化しねえとまずいな。じゃあ次、勇者ゾンビくんから。
『ぞくぞくと新キャラ登場!
そして八闇田さん。
多分この人はヤンデレだ。
ヤンデレかわいいよヤンデレ。』
うーん俺は箱子から嫌われてるしなー」
「NTR失敗ですわね」
「ああ、残念だぜ。ちなみに来月の新キャラは一人だけだぜ」
「……まあ一応ほんの少しは登場してるのですけどね。来月のタイトルから推測するとすぐに分かると思いますわ」
「んじゃ最後はA7くんでーす。
『なにげにカオスな世界ですね…
ヤンデレって大家さんだと勘違いしてた
別に居たのね
なんか自宅襲撃されそうで怖いな
ミニスにげてー』
こういうのは勘違いさせる作者が悪いんだぜ?」
「叙述トリックというわけでもありませんからね。ただの作者の技量不足です。前回の感想返信なんて30分ぐらいの推敲で書き上げたらしいですわ」
「……あーそりゃあ最悪だ。んじゃあこれで俺らの感想返信はおしまいだぜ」
「これを投稿してそのまま次の感想返信を書き始める予定ですので、もしかしたら今日中にはもう一つ投稿できるかもしれませんわ」
「そゆこと。んじゃまた会おうぜー」
「すべての感想をくれた方々に親愛と感謝を」