東京都三鷹市新川の製粉会社、島田製粉が、不正にJASマークを付けた乾めん類(干しそば)を販売していたとして、農林水産省の出先機関である関東農政局が同社を刑事告発した。
関東農政局によると、同社は少なくとも1994年ごろから登録認定機関の認定を受けていない乾めんにJASマークを付け、都内の小売店を通じて一般消費者向けに販売していた。2007年12月1日―2009年2月25日の販売量は5商品で合計4.3トン(5839袋)。
2月25日―3月24日の期間、島田製粉に対し4回にわたって検査が行われたが、同社はこの期間も不正表示を承知しながらJASマークを付けた乾めんの製造、販売を続けたという。関東農政局がJAS法に基づき4月28日付けで同社を警視庁に刑事告発し、30日に公表した。
■関連情報
・農林水産省のWebサイト http://www.maff.go.jp/