法務省入国管理局は25日、10年に難民認定申請した外国人は、前年より186人少ない1202人だったと発表した。難民認定者は39人で、前年より9人増えた。07年に反政府デモがあったミャンマーからの申請が226人減っており、入管局は「現地の政情が安定してきたためではないか」としている。
入管局によると、申請者の主な国別内訳は、ミャンマー342人、スリランカ171人、トルコ126人、ネパール109人、インド91人など。ネパールが前年から倍以上に増えた。
難民認定はしなかったが人道的配慮で在留を認めたのは、前年より138人少ない363人。認定者39人を加えた402人のうちミャンマーが356人で、89%を占めた。
毎日新聞 2011年2月25日 19時27分