私の広瀬川インタビュー
トップページ >私の広瀬川インタビュー目次 >私の広瀬川インタビュー(第18回)

日時:平成22年11月12日(金)
場所:イタリアンレストラン「アルフィオーレ」
聞き手:佐藤幸輝(仙台市建設局広瀬川創生室)


第1回 2011.2.14
第2回 2011.2.15
第3回 2011.2.16
第4回
街と自然とが共存する仙台の魅力
2011.2.17
第5回 2011.2.18
第6回 2011.2.19
第7回 2011.2.20
第8回 2011.2.21
第9回 2011.2.22
第10回 2011.2.23

4.街と自然とが共存する仙台の魅力

聞き手

先生は各地を旅されて、いろいろな街を
ご覧になっていると思いますが、
今の仙台の街の魅力はどのように感じられますか。

荒木さん

こういう、街と自然が共存している感じはいいですよね。
建物と樹木とか。
実はそういう都市ってあんまりないと思いますよ。
関東だと箱根などにはそのような雰囲気が
あるかもしれないですが、別荘地的な要素もあって
また違います。
日常生活の中に溶け込んだ自然という意味では、
青葉通や定禅寺通のケヤキ並木の風景などは、
まさに仙台を象徴する魅力的なところだと思います。

  青葉通のケヤキ並木

<参考 杜の都緑の名所100選 青葉通のケヤキ並木>

聞き手

仙台駅に降り立って青葉通りのケヤキ並木を見ると、
仙台に帰ってきたなという感じがしたり。

荒木さん

そうそう。それと、仙台には、
オーディオや自転車、古本とか、趣味というより
もっとマニアックにこだわっている人が実は結構いて、
すごいお店がありますよ。
オーディオだと「のだや」さんとか、
自転車だと「シクロヤマグチ」さんとか。
普通の街中に、すごくこだわった商品を扱っている
お店があるんですよ。
一つの街に、そうしたいろいろなこだわりのお店が
ある街というのは、東京でもあまり見かけないかもしれない。

聞き手

自転車の話がでましたが、
広瀬川は先生が遊んでいらした若林区からは、
川沿いを自転車で河口の閖上まで行けるようになっています。
以前その取材で「シクロヤマグチ」の山口さんに
お世話になりました。

  広瀬川ライフ入門vol.4

<参考 広瀬川ライフ入門vol.4>

荒木さん

僕が仙台にいた時からずっとあるっていうのは、
すごいですね。
あと貞山運河沿いにもサイクリングロードがありますよね?

  貞山運河

<参考 杜の都緑の名所100選 貞山運河>

聞き手

ええ。2010年には、海岸公園にセンターハウスもできて、
そこで自転車の貸し出しも行っています。
周辺も整備され、多くの人たちが
楽しめるようになっています。

荒木さん

生活圏内にこうした海水浴場やスキー場がある街って、
すごいですよ、本当に。
東京だと、スキーに行くにしても一泊が前提だったりして、
もうそれだけで面倒で…
映画に行くにも、場所によっては
1〜2時間かかったりしますから。

聞き手

仙台市内中心部から泉が岳のスキー場、
深沼の海水浴場、広瀬川上流の芋煮会や温泉、
だいたいどこへも30分圏内で行けますよね。

  泉ヶ岳スキー場

<参考 泉ヶ岳スキー場>

荒木さん

そうなんですよ。
あと、最近は街を歩いている人も
ずいぶんファッショナブルになったような気が…。

荒木さん
   

聞き手

先生が仙台にいらした頃は、
あまりファッショナブルなイメージが…?

荒木さん

いやなんか、昔は女の子があんまかわいくないとか…
言われてましたよね(笑)。
今では全然そんなことないですが。

聞き手

先生の学生時代には、私服の学校が流行った時だったと
思いますが、当時はガクランを着られていましたか。

荒木さん

僕はガクラン派でしたね。高校では私服OKでしたが、
服を選ぶのがそのうち面倒になって
みんなガクランになってくる(笑)。

聞き手

「ジョジョ」の登場人物は、みなさんガクランが
ユニフォームみたいになっていて、先生のガクランに対する
思い入れが相当あるのではと思っていました。

  「ジョジョ」第三部 ジャンプコミックス第19巻

<「ジョジョ」第三部 ジャンプコミックス第19巻>

荒木さん

ガクラン、やっぱり格好いいですよ。
実は、マンガのファッションとして一番格好いいのは
ガクランで、「クローズ」とかがヒットしたのは
絶対ガクランだったからですよ。
それでガクランにビニール傘をさす、っていうのがまた
格好いいんですよね。
もう、男の美学としてのマンガの黄金方程式というか。
多分、高倉健さんの影響からだと思いますけど。

  「ジョジョ」第四部 ジャンプコミックス第47巻

<「ジョジョ」第四部 ジャンプコミックス第47巻>

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