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阿尔法-7
月曜日という平日の第一日目に节目も何もあったものではなく、怠惰な休日を过ごしていた日曜の弛缓した状态が身体に残っているためか、学校から自宅へと至る道がやけに长く、歩行时间もまた永いように感じる。
说到星期一是平日开始的第一天,那不是什么节点也不是啥都有的时候,由于刚过了懒散的休假,周日弛缓的状态还残留在身体里不出来,所以又感到从学校向自己家的路非常长,步行时间也要很久。
ハルヒたちと歩いていた下校の途中まではまだ気が纷れてよかったが、别れて一人になると途端にうら寂しいような心持ちになるのは、どうやらSOS団の面々と一绪にいるのが俺にとってオーソドックスモードになってしまっているからのようだ。とりたてて気を付けていたわけではないものの、すっかり朱に交わってしまった现在の自分を何と表现すべきだろう。薮をつついていたつもりが自分が棒だったとても言うべきか。
走在(平时)和春日一行走的放学的途中(我的)心情还没调整好,(却想到)和大家告别后变成一个人的我难免会感到寂寞,好歹和SOS团的各位在一起的时候我得拿出一副正经的模样,虽然也不是特别担心这些,但日暮时分的现在我总得做点什么表现下吧。就像我是那要戳草丛的那根很想说点儿什么的棍子。
「まあ」
[那个]
俺は足を止め、意味もなく振り返ってみた。春の登下校路がいつもより明るく见える。それは放课后にやってきた入団希望者の一年生たちがやけに初々しく目に映えていたからかもしれないし、単に日照的な気象条件のせいであったからかもしれない。
我停了下来,没什么意义地回头看了看。春天里这条必经之路比平时看上去明亮些;也许就像下课时希望入团的新生们满怀期望的眼神反射出的模样,或者就只是单纯的今天天气不错造成的吧。
「どうだっていいことさ」
[到底怎么才好啊]
この独り言もまったく无意味だ。たまに思うのだが、独り言ってのは谁かに闻かせて何ぼのものじゃないのかね。谁にも伝われなかった言叶は発声练习以上のものではないだろうからな。そして俺には独り言を呟くクセなどないつもりだ。だから、今のセリフは自分に言い闻かせているものなのである、実际、ハルヒが朱色なんだとしたら俺はとっくの昔に赤く染まっちまっているわけで、今さら别の色のペンキを头からかぶろうとは、たとえそんなことが可能だったとしてもゴルジ体の直径ほども思わんね。
这种呓语当然一点儿意义都没有。偶尔想想的话,这种话说给谁又要说多少遍才好呢?谁会再把这种发声练习之类话再说出去呢?都不会去做吧。这不过是我个人嘟囔的呓语罢了。所以啊,这次又有了自己说给自己听的台词;事实上,春日要是朱红色的话,我就是老早以前被彻底给染红过了,如今再从头蒙上其他颜色的油漆,估计这类事情现在考虑的话其可能性也没有高尔基体的直径那样大了吧。
てなことを考えつつ、俺は帰巣本能のおもむくまま自宅へ戻る作业を再开し、佐々木やら九曜やらという新年度に割り込んできたSOS団的イレギュラー因子たちのことも头の隅に追いやって、自宅にて夜を迎え一日を终えることになるのは俺のごくナチュラルなタイムテーブルであり、当たり前だが普通にその通りになった。
一边考虑着这样的事,我又一边顺从归巢本能的自动回家的意识再次启动回家的状态。我的脑子里还胡思乱想着佐佐木和九曜这个新年乱入SOS团这一团乱麻的事,不过一想到将在自己家里迎来又一天的结束是我最自然的时间安排,一切又理所应当的回复到平常了。
そんなわけで————
那样的话————
特笔すべき事は、今日のところはもうない。
今天已经没什么特别的事了吧。
そのはずだ。
应该是的吧。
贝塔-7
崖から転がり落ちる石ころのような势いで、というとさすがに夸张だが、ハルヒが坂道を进む速度は竞歩の世界选手権代表といい胜负だったといえる。
有着和悬崖上的石头急速滚落一样的势头 ————也许这么说稍微有些夸张吧; 春日推进的速度就像是和世界级竞走选手一争高下般(走得飞快)。