友和アピール「夫婦で見て」

　俳優三浦友和（５９）と石田ゆり子（４１）が夫婦愛を演じる映画「死にゆく妻との旅路」（塙幸成監督）が２６日公開され、２人は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で舞台あいさつした。

　多額の借金を抱えた男が、妻のがんを知り、夫婦で放浪の旅に出るストーリー。山口百恵さんを妻に持つ三浦は「自分自身の夫婦のあり方、これからを考える機会にもなった。ぜひ、ご夫婦で見て」とアピールした。

　劇中、妻が夫に「これからは名前で呼んで」とつぶやく場面があり、未婚の石田もこの思いに共感。三浦は自身について「家では“お父さん、お母さん”で、名前で呼ぶわけじゃないんですけどね」と苦笑した。石田は「ステキな友和さんとずっと一緒にいられて楽しかった」と撮影を振り返った。

　俳優三浦貴大（２５）が２６日、広島市内の映画館２カ所で、主演した不良アクション映画「ＢＡＤＢＯＹＳ」（３月２６日公開）の先行上映舞台あいさつを行った。

　父・三浦友和も東京で主演映画の舞台あいさつに立ったことを聞き、貴大は「まったく知らなかった」とし、「尊敬する俳優の大先輩の作品が上映されたあと、ひと段落ついた後に、この作品が東京に行くので、いい流れになるとうれしい」と笑顔を見せた。