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 2009年11月28日

世田谷でお茶のお集まりに参加して、その足でお稽古場へ。本日はマイフェアオヤジの人気サポーター、甘粕恭子さんのご紹介で高田由梨さんという綺麗なお嬢さんが見学に見える日です。にも関わらず、お稽古の後は相変わらず美味しいワインで乾杯!文化経済政治とトーク炸裂です。臨月の大野さんは無事に赤ちゃん生まれるまでは強い意志でフルーツジュースで我慢ですが、幸せそうですから回りは遠慮なく杯を酌み交わし続けます。こんな環境でもチャンと講義しますよ!あっここで誤解の無いように申しますがお酒飲めなくても入門可能ですから。好奇心と向上心と童心を持ち続ける方、また最近消耗して来たかなという方には戻してあげます。力づくで?!

 祖師ケ谷大蔵の銘菓店「香風」のお菓子は見た目もお味も期待を外させませんよ
 見学にみえた高田由梨さんは右側の女性で、来年ママの若葉マークの大野さんと。     

 林さんのお稽古風景。グレーの上下にグリーンのベストなんてお洒落ですね。  

 林さんの隣の人はいつも林さんの頭の上にグラスを上げてピースサイン。なぜ?
      葡萄柄の帯締めて参加してますから、気合い入ってますよ!         
 お茶目で綺麗な山田さんのこの日はイベント三昧。山田さんのHPでチェックして!
 高田さんは来年初釜から参加決定!教室にもすぐ馴染めそうな可愛い人でした。 
 2009年11月26日

来年のJANZ新年会は三田の在日豪大使館で盛大に行われる予定です。本日はその下見と大使館の担当書記官の方との打ち合わせのため、出かけました。家からはタクシーで1メーターのとても便利なロケーションで助かります。今回の華は日本文化を世界に発信すべく活躍する新内文化研究家の富士松松栄太夫による新内流しです。なんと大使館のホールで着流しの新内さんが、しっとりと深雪も溶かしそうな熱い恋の歌「あけがらす」を三味線で歌います。でも英語でこういう江戸時代の風俗を説明するってかなり難しいかも。まず遊女ってね〜!?Stylish Shinnaiで粋に決めなくっちゃね。当日を皆様お楽しみに見えてくださいね!さて大使館での打ち合わせが済むと麻布十番のカフェで実務会議です。お料理を出すレストランも1流ばかりエントリーしてこれから交渉が始まります。名誉総裁の桂宮殿下もご来臨になりますし、会員やゲストからの前評判の高さにも答えなくてはなりません。小1時間ほどの打ち合わせが済めば、せっかくウィークデイに出来た貴重なエアポケットみたいな時間ですもの、有効に使います。行きたかった国立新美術館で開催中の「THE ハプスブルク」へ直行!東京ミッドタウンのサントリー美術館でも「鏑木清方展」をやっていてチョットそそられたけれど肉食系女子の私はベラスケスやルーベンス、ティツィアーノやクラナッハ、ファンダイク、レンブラントと目眩がするほどゴージャスなコレクションを目指します。最初エリザベートに代表される美しく着飾った姫君たちの肖像画が頭に浮かんで、まあそれはそれで素晴らしいけど少々退屈!と9月から始まっているのに出かける気になりませんでした。ところがこれ私の最近の休日行動パターンですが、日曜朝9時からのNHK教育テレビ「日曜美術館」でハプスブルグの特集を見て自分の先入観の狭隘さを後悔していてもたってもいられなくなったのです。そしてこの度も会場で面白い比較が出来ました。つけたタイトルは「生首と聖女」。ヴェロネーゼの「ホロフェルネスの首を持つユディット」は司令官の天幕の中にいる彼女が切り落とした首を両腕に抱えて、侍女が用意した袋にまさに入れようとする瞬間を描いています。着飾ったユディットが清楚な顔立ちで淡々と残虐行為を行う様はかなり怪しいエロティシズムが漂います。一方、同じ題材でもヨーハン・リスの同題名の作品は構図のダイナミズムが圧巻。首の切断面をあらわにした絶命したホロフェルネスの胴体が衝撃的です。ユディットの表情がまた「どう?やったわよ。こんなものね」といいんです。さて最後にこの上無い官能美を見せてくれるのはクラナッハの「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」です。ヨハネの生首も可憐なサロメも、愛し合った後の男女のように艶かしく、空気が濃密で独特の香りを放っています。エロスも死に近ければより強烈になり、残虐の中に美を感じる瞬間があるなんて言ったらいけませんか?でも古い映画ファンの方なら覚えていらっしゃいますよね。「世界残酷物語」という映画の主題曲がこの上なく美しい「More」であったことを。展覧会の後ステーキを食べた私は筋金入りの「肉食系‥」でありました。

 ベラスケスの「白衣の王女マルガリータ・テレサ」は教科書にもある超セレブ!    
       すっかり暗くなった美術館の外で記念撮影します。       

    ミッドタウンのイルミネーションもヒルズに負けていませんでした。

 庭園を作ってしまったところが他の町並みのクリスマスデコレーションと違います。
ミッドタウンの1階にあったサンタを飾った珍しいツリーはやはり撮影スポットでした         
人形町の今半の姉妹店のこのレストランの主人はシェフでソムリエでもありました。 
 お肉に合わせてシェフが選んでくれた赤ワイン。美味しかったですよ! 
        レストランのテラスで撮影。光の湖が幻想的!     
  氷を張った魔法の森の湖ならティンカーベルの衣装でスケートしたい!
備前に寄ったら世界一美味しいと思う七尾さんのハンバーグをお土産に。やった〜!     
 2009年11月23日

第2期も行きます!「皇室の名宝」展。今回のは正倉院宝物と書・絵画の名品でした。ところでいつも思いますが、日本人ほど美術展の好きな国民は何処の世界にもいないんじゃ無いですかね〜休日の混みようなんて本当に鑑賞なんて遠い理想です。で、しっかり見ないで作品の前で世間話と浅薄な知識(多くは間違っていたりする)で俄評論家になるのは是非止めて欲しい!美しき物は頭で理解するのではなく、心も含めて全身で感じる物です。さて悪態付くのはここまでにして、今回の私の一押しは琵琶や鏡ではなく、春日権現験記絵と玉泉帖、そしてチョットマニアックですが、理由あって天子摂関御影でした。まずは春日権現験記絵は宮廷絵所預の高階隆兼が西園寺公(時代は違いますが私の曾祖父は当主の主治医でした)の発願で春日大社に奉納するために描きましたが、描写が繊細で登場モデルたちが実に時代を生き生きと生きて魅力溢れる絵巻物です。日本のアニメ文化の秀逸さも、元をたどるとこんな優れた絵巻物によって培われた我々の鑑賞眼の高さが育てたのかも?と考えるのは少々飛躍が過ぎますかね。「玉泉帖」はやはりファンや研究家の多いことで知られる、美しい書の代表格ですね。平安の三跡の1人、小野道風が「白氏文集」から抄出したもので、実に跡がリズミカルで品位が高く飽きさせません。さて最後に天子摂関御影についてお話ししましょう。ずばり筆頭の鳥羽天皇(終いは鎌倉時代末の後醍醐天皇像)に関心があるからです。ですから純粋に美術的な嗜好というより、歴史ですね。白河法皇が7つより育てて自分の理想の女性に仕上げて天皇の中宮にし、あの西行法師が出家せざるを得なかったほど恋いこがれた待賢門院璋子にチョット縁があるからです。この話は相当オカルトで面白いので来年ゆかりの地に旅したおりに書く事にしましょう。輪廻転生を信じたくなりますよ。銀杏並木も美しく芸術の秋満喫の週末となりました。

 後ろの黄金色に色づいた大木はチューリップツリーって言うんですって!     
 見てください。この行列!風格ある建築と形の良い大木、そして整然と待つファン      

有名な「笹の雪」でお食事です。「笹乃雪」の名の起こりは元禄年間初代玉屋忠兵衛が上野の宮様のお供をして京都より江戸に来て、始めて絹ごし豆富を作り、豆富茶屋を開店したおり、宮様がこの店の豆富を好まれて「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」と賞賛されたのがきっかけだとか。お味はにがりをつかって懐かしいもの。

                   

生盛膾(白酢和え)に小付、笹乃雪冷や奴など。コースは音無、なぜだか分ります? 
あんかけ豆富2碗なのは、上野の宮様がとても美味しいから今後2碗ずつ持ってくるようにと仰せになってスタイルとして定着したそうです。胡麻豆富も絶品!         
  鶯谷だから他にも「初音」なんてコースもあるようです。揚げ物もよかった!
  雲水(湯葉巻き 豆乳蒸し)はボリューム満点ですが消化もいい健康食です。 
      焚き合わせ(高野豆富・湯波)は優しいお味でしたよ    
 うずみ豆富とは出汁で頂くお茶漬けのこと。日本人で嫌いな人っているかな?  
     豆富アイスクリームといった徹底ぶり。ごちそうさまでした!    
   江戸の風俗画がここから続きます。体の線に表情があっていいですよね。
         手弱女ってこうゆうの?江戸時代の黒木瞳か!?    
          遊女たちもファッションリーダーでした。      
白い肌が美人の絶対条件なのは美白大国日本の伝統でもありました。。。とさ          
豆富作りは美しい水の確保からということで、ここの鯉たちは生き生きしていました。      
正岡子規の句碑の前に蹲いが。坂の上の雲が始まれば予約が取れにくくなるお店です。      
 2009年11月19日

いつのころからか我々日本人はフランスの新酒祭「ボージョレヌーボー」を恒例で祝うようになりました。なら杉の玉が店先に下がる日本酒の新酒祭りだって絶対祝うべきですよね〜!とはいうものの、私もワインやフレンチは大好き。必ず毎年何処かで樽から振る舞われる思い切りフレッシュなのを楽しむ事にしています。今年はまたゴージャスにNTTのゲストハウス「Club Knox」でフレンチのフルコースでボージョレ始めお料理に合わせて最高のワインを頂くプラーベートな集いにご招待いただくこととなりました。私と友人のパーソナルデザイン代表の唐澤理恵さんが招かれました。私は能州紬の第一人者が私のために織り上げてくれた「ビザンチン」という銘の白地にパステルカラーで葡萄を織り込んだ着物にやはりギリシャから始まるワインの歴史を考えてペルシャ文様の帯を合わせましたが、さすが全員その心を分ってくれるので嬉しいです。今晩のお料理のコース名は「Le Paradis」。お料理やホスピタリティ、ワインのセレクション等どれも一流で満足させていただきましたが、なにより今の世界を動かしている招待側の方々から提供される話題は刺激的で面白く、大変お勉強になりました。聞き逃すまいと酒量は控えたつもりが結局デザートワインやコニャックまで頂いて気分はParadis!

度を超して楽園追放になる前に帰宅。思い出深いボージョレヌーボーパーティに感謝!

樽から振る舞われる香り高い新酒は50年ぶりの良い葡萄から出来たもの。かんぱ〜い!      
   パロマ産の生ハムに包まれたのは洋梨でした。さすがラ・フランス!    

松輪産サバの瞬間燻製と季節野菜。Vin Blancはたしかロワールのもの。合いました。

                   

 本日のソムリエは業界で大変高名な人。唐澤さんはロワール好きなのでご機嫌! 
     昆布森産カキのオーブン焼きは貝の中のスープまで頂きます。      
北海道産タラバ蟹のパエリア風は量とソースを絡めながら頂く出し方がいいでしょう 
  牛フィレ肉のソテー 黒胡椒入りコニャクソースが出ればワインも変わります。
     テースティングをまかされました。Vin Rouge担当官のSolaです。 
心静かに味わっているのに、大人なんだからはしゃぐんじゃないの、理恵ちゃん!!   
      お皿といい、盛られたチーズといい、花園みたいでしょ。
私が選んだのはサンテミリオンのグランクリュ1998、ナリドシです。美味しかった!
     自慢の食後酒全て並べてもらいました。理恵ちゃん恐るべし!
        このコニャックも結構ですよと選手交代。
           貴腐ワインとデザートを前にニッコリ。
       栗入りマスカルポーネのムースと瀬戸ジャイアント?
       瀬戸ジャイアント近影。こんな顔の人、いますよね。
 Mignardises et Cafeつまりコーヒーと小菓子ですが一人前この量嬉しいですよね。
理恵ちゃん、食べ物で遊んじゃいけないってパパとママに習わなかった?口髭準備中?
 2009年11月15日

七五三だからっていうわけではなく、ただまた河豚が食べたくなって今晩も大漁です。残念なことに女将は不在でしたが、なぜかお客は珍しく誰もいなくて貸し切り状態でした。ひれ酒が美味しいこんな晩に幸せだな〜(お店は不幸せかもしれないけど)今宵もコラーゲンいっぱい頂いて美肌に磨きをかけなくちゃ!ほっほっほっ!!

   取り敢えずも何もいきなり河豚酒です。蓋の裏のふぐも可愛いでしょ。   
 白魚を狙う親子河豚の図ではなくて、突き出しは白魚の酢みそかけでした。美味!    
       定番ふぐ刺しです。最近肝醤油ってだしませんよね。            
 銀杏これだけ食べてもニキビ出来なくなったのを喜んで良いのか悲しむべきか?!
        ふろふき大根は料理長の遊び心があってグッド。
 実は今日の目的はこれ!河豚の焼き白子です。熱燗で頂くともう答えられない!!  
いつでも河豚料理の一番は私にとってはこれです。唐揚げはお酒を選ばないものね!  
 さ〜鍋パフォーマンスの始まりです。今晩はこのお姉さんが見せてくれました。
    仕上げは河豚雑炊でした。デザートとお茶がでればおしまいです。
このネックレス、釣り糸に疑似餌つけてるみたいですが、狙ったわけではありません。
 2009年11月14日

今年の炉開きは夜バナシ(Macでこの文字が打てないのがとても残念です)の茶会でした。「柚子の色ずく頃囲炉裏に」といった利休居士の言葉に従って晩秋のこの日を選びました。大海茶入で濃茶を練って社中に振る舞い、後は酒宴と続きます。庭の西王母がやっと蕾を膨らませてくれたので(この日まで待っていてくれて?)床の掛け花入に一輪さします。壷飾りに軸は達磨大師の画賛。南都六宗を大破して面壁9年のうちには霜夜もあり、月が沈々と輝いて見えるといった季節も修行の心得といったテーマもこの度にぴったりのものでした。会話の達人が集ってのお話茶会の楽しさはブログでは紹介しきれませんよ。ご体験ご希望のの方はみえるしか無い!気分も食欲も勢いづいた私は深夜開いているワインレストランで食事して帰宅です。修行の心得より、達磨大師の体型を受け継ぎそう?!

 

   達磨大師ってゴールドのループピアスしてるってご存知でした?クール!
    「雪」の銘の赤楽茶碗で濃茶を練ります。棚は初代考案の閑雲棚です。
             一華三葉の基本通りに。
香土ではまずオーナーお勧めのシャンパンを開けます。このオリーブ美味しいのよ!
右奥のオランダの木靴みたいのはイベリコ豚です。Booちゃんと2ショットのSolaでした
   イタリアンカラーのサラダですが、赤い色って食欲そそりますよね。
  2ショットしたイベリコ君をまた痩せさせて今やハイヒールに!まさか?!
仕上げはChigai Takahaという家紋付きのWineに合わせてチーズの盛り合わせもペロリ
 2009年11月9日

本日は来年1月21日に豪大使館で予定されるJANZ新年会の打ち合わせの為に、本部会議室に担当理事たちが集合しました。この度は林さんのお知り合いで新内文化研究家の富士松松栄太夫さんが友情出演してくださるということで、日本情緒溢れる催しとなりそうです。毎年MCの私としましては、豪、NZ両大使初め、大使館員の皆様や外国人の参加者のために全て英語で進行しなくてはならないから、このきわめて日本的な江戸文化も解説しなくてはなりません。ハードル高そう!でもお能だの神楽だの今までも様々な経験がありますから、任せてください。皆様大使館で新内流しなんてめったにありませんから参加してくださいね。詳しくは凛駆集の(社)日・豪・ニュージーランド協会のHPをクリックしてご覧ください。沢山のご参加お待ちしております。

会議は8時までかかったので、日本料理屋さんでお食事会を。中央が富士松松太夫さん
 2009年11月8日

昨晩は北里病院での好結果に気を良くして銀座で行われた文芸振興会の例会では(運営委員を務めてます)大いに意見を述べて飲みました。そして今朝はそのお酒を抜くべくジムで1時間半トレーニングをしてサウナに入り帰宅です。それからなぜか抜けるような青空と同化したくなり全身ブルーのコーディネートで出かけました。行き先は表参道の私の大好きなアーティストが待ってくれているビューティサロンです。そもそもアーティストは人を見てなにかインスパイアされて創作にかかるものだからモチベーションアップ(ちょっと横文字乱用気味?)のために少々個性的に装って協力しなくてはなりません。というか私の場合普段と変わっていないかもしれませんが...(言われる前に)案の定彼女は多いに喜んだ後、じっと私の姿を鏡越しに見て、一瞬目を閉じてカットにかかりました。今回の出来上がりも満足しています。翌日もJANZの打ち合わせの後夕食会があり和食と決まっていたので、その後待ち合わせた友人には中華料理でおつきあい頂きました。蟹の美味しい季節になったから本当は福井のありそ亭の懐石もいいんだけど、それはこの次!ところで六本木の特設シアターで今月千秋楽を迎える「Blue man」は好評につき連日全席完売のようですね。見逃した!悔しいからブログ用の今回の写真のタイトルはこうしました。「Blue man09 is me!」

アクセサリー、爪、バッグの中の小物まで全てブルー。飲むのはブルーキュラソー?!
 ルソーの絵画のような植物とブルガリのポスターがいい背景になってるでしょ!
   南国酒家 特選冷菜の盛り合わせをいきなり樽の紹興酒で頂きました。
 気仙沼産吉切鮫尾びれフカのひれ姿と編笠茸入り有機醤油上湯煮込みって長くない?  
            北京ダックを作ってくれてます。        
青森産帆立貝と北海道産つぶ貝、タラバ蟹、大黒しめじとバターナッツ、国産まこも筍の天塩炒めって、料理名にキャプション二行はチョット異常。一考の必要あり! 
  「桜王豚」の焼米包み蒸籠蒸し白霊芝茸(まこもだけ)新顔野菜マロー添え              
   天然有頭海老のガーリックスパイシー蒸し奈良県産有機青梗添えです。
      鮭と九条葱の海老シュウマイ、分りやすくて宜しい!
   レタス入り自家製XO醤チャーハン、このXOってブランディーと同じなの?
 イチジクのゼリー寄せキンモクセイ風味クワン草の花と共にだって、クッテあげる         
 2009年11月7日

実は前日私は自転車に乗って事故りました。(これ日本語?)インフルエンザの予防接種を受けた後、連日の激務+実りの秋を祝う宴のおかげで疲労と睡眠不足が祟ってふらふらしていたのに自転車で坂を下り、ジーンズのポケットの携帯電話が落ちそうなので気にしてたら前からタクシーがくるじゃありませんか。よけたらバランスを崩して自滅です。タクシーから和服の女性が救急車呼びましょうと起こしてくれましたが、こういう痛みって、後から来る物なのですね。ハンドルが首の正面柔らかいところに深く入り、膝はコンクリートに強く打って紫色に腫れました。でも「大丈夫です」と言って呆れた事にサウナに行ってしまいました。本来は冷やさなくてはならないのにね〜!で案の定今日は朝から首に熱を持って「痛〜い!死ぬかもしれない!」と友人に助けを求めて北里病院の緊急外来に連れて行ってもらいました。だって今日は運悪く土曜日だから普通の開業医じゃ見てくれないんですもの。病院ではCTやレントゲン、酸素の血中濃度まで計って何の問題も無し。「痛み止めならロキソニン、胃の保護のためにセルベクスも在ります」と申告したので処方もなし。あげくの果てに「お酒飲んでもいいですか?」呆れられるかと思ったら、「大酒じゃなければかまいませんよ」と若くて可愛い女医さんのアドバイスにすっかり安心して、急にお腹がすいて近くのイタリアンへ。まあだいたい救急病棟に行くドレスコードではありませんでした。きっと北里じゃ先生たちの今晩のお酒の肴になっているでしょうね。

病人には見えないと言われましたが、そうですか?

生ハムのサラダです。テラスで頂いたのでいい具合に日の光が当たって綺麗でしょう
ポルチーニを始め茸づくしのPIZZAにワタリガニとウニのパスタに合わせたWINEです
   香りの良さは振りかけたトリュフのせいでもあり、旬のPIZZAでした。
        この濃厚な旨味は喉が痛くても通ります。幸せ!
 飼い主も可愛くてお洒落な若い女性たちでした。これが白金高輪界隈の風景です。
              定評のあるティラミスです。
          バリスタの描く大きなハートは私のモノ
 2009年11月4日

今月最初のAppleのOne to oneです。疑問が沢山解決出来て嬉しかったけど、何が一番嬉しいってやはりレッスンしに夜の銀座に出かけて来て食事もして、(お勉強の前にワインも飲んで)クリスマスのイルミネーションの初物を楽しんで、一人勝ちのユニクロのHeat tecの売り場の盛況ぶりに感動して(人の多さに迫力負けして買い物出来ず)こういう気ままな時間を日常的に持てる自由があることです。でもこういう発想ですから、車の助手席の似合わない女と言われるんですね。ほっといて!!

 

毎月MIKIMOTOのディスプレーには携帯のカメラを構える人が集まります。iphoneで。
 2009年11月1日

芦屋に住むお友達の西岡さんが上京する理由は「宗羅さんが紹介してくれはった御家流の三條西古都先生(当代宗家のお母様)が、東京国立博物館の皇室の名宝展は絶対見ときなさいって勧めてくださるものだから」というものでした。私も若冲ファンなので旭日鳳凰図と動植綵絵見たさに「じゃ一緒に行きましょう」と同行する事に。三日「文化の日」をもって一期が終了して、正倉院宝物が中心の二期に入る直前の割には入場制限も甘いし、な〜んて喜んでいたらとんでもない!会場は大変な賑わいで、特に永徳、常信の「唐獅子図屏風」や若冲の「旭日鳳凰図」、谷文晁の「虎図」や北斎の「西瓜図」の前等は大人気で完全に割り込めない状況でした。しかしここでも国籍不明のファッションが役に立ち?結構すいすいと作品に接近出来て、要領よく進めました。また私の帽子が目印となって迷子者は出ず無事に鑑賞終了。他にも酒井抱一の「花鳥12ヶ月」や川合玉堂の「雨後」と好きな作品が続き、上村松園の「雪月花」では三部作のうち、どれが好き?で分かれました。私は断然枕草子の「雪」です。清少納言が御簾を巻き上げる仕草を見て、過去のデートを思い出しました。まあ話すと長いので、この話は別の機会に。工芸品も保管が良く、美術館のライティングも適当で申し分無く楽しめる美術展でした。会場を出れば、上野公園で開催されていた物産展に西岡さんは捕まって有田焼の食器を大量に購入して、その間私は動物園近くのピザハウスで生ビールを一杯。美術展会場は異常に乾燥していたからこれが美味しい事って行ったら!!その後NYグランドステーションにあるオイスターバー(ブログにしょっちゅう出てきますが...)の東京ブランチで牡蠣三昧!だってやっと美味しい季節ですものね!西岡サンのお友達とも合流し、ワインを次々に開けて美術談義と思いきや、西岡サンの新しいボーイフレンドのお話等、ガールズトークで夜は更けていくのでした。

 

打ち合わせなしで、二人ともカラーコーディネート完璧ですよね。友達って不思議!

            一期二期の分るポスターの前で。
東京のハイカラな人は今こんな色に髪染めていると帰って言いたいからと撮影されて。
  上野動物園近くのピザハウスで。卓上のBagはサーカスという銘の特注ですゾ!
   カルマリと海老のトッピングされたシーザーズサラダは定番です。
ここのCooked Oyster一番人気はこれ。名前はロックフェラー。理由が知りたい!

            12ピース入ったRow Oysterです。

            抹茶を練り込んだパスタです。
     広島産牡蠣とパンプキンを焚いたリゾットです。美味しかった!
   マネージャーが取り分けてくれます。例によって何もしない私たち!
            オークション好きな三美神?