1789年7月14日に起きたバスティーユ牢獄の襲撃以来、7月14日は革命記念として国の大事な祝日。
その前夜祭13日の夜に、毎年ヌメアでは「ちょうちん行列」と花火がある。なぜ「ちょうちん行列」か?それはなぞ?フランス人にその由来を聞いても「知らない。お祭りだからなんでもいいんじゃない?」。
パリでは行われないものの、フランスのいくつかの町で行われているらしい。ヌメアは毎年恒例、市でちょうちんを配る。
このちょうちんゲットがかなり大変。人口の少ないニューカレではあまり列を作って待ったり、我先にと席などの獲得戦争は殆どない。
が!行列の開始時間1時間前にはちょうちん配給場所の柵の前に行って並んで、奪い取る勢いで手を伸ばしてゲットする。それもおしくら饅頭しながら

今年は一歩先に並んでくれた友人がゲットしてくれた。
そして行列開始・・ヌメアの行列の先頭はどこだかのバトントアラーチームの女の子たちだったらしい。新聞にはそれ以外にタヒチアンダンサーみたいのもいた。行列の最後尾はベトナム人チームの獅子舞。7月に獅子舞ねぇ・・ニューカレにはいろんな人種がいることを象徴しているんだとは思うんですが・・一応フランスの記念日でしょ?

ちなみにこのちょうちん行列の由来、わかってるフランス人は少ないようですが、ネットで調べた所、やはり私の推測が正しいよう・・答えはバスティーユ襲撃の時のメモリアル。群衆がバスティーユに向かって当時は松明を持って進んでいった?(夜だったのかなー?)そんな様子を再現してる?

ヌメアの行列はろうそくがついてる紙のちょうちんを持ってココティエ広場まで進む。そして広場到着後、待つこと15分ぐらいで花火開始。

フランス国旗の青・白・赤の3色の花火がたくさん!写真でわかるように女のこの髪を束ねてるのも3色。3色旗も持って。

花火の後、大人はBAL(ダンスパーティー)に行く人も。子供は広場の移動遊園地へ。私と長男は、11歳未満の子供は大人同伴でないと乗れない超人気の乗り物に乗ることに。(私はジェットコースター大好きっ子)ちょうちん獲得戦に引き続きの熾烈な席取り合戦

・・係員は皆を押さえるのに必死。その係員押し倒して席取りに走る皆!(あの係員にはなりたくない

)長男は細いし、まだ小さいから「人の間すり抜けて席とってこーい!」。やっと2回目に乗れました。ちょっと気が弱かったら一生乗れなさそ。ま、あんな乗り物、気弱かったら乗ろうとは思わないかもしれないけど。
どんな乗り物かって?ぐるぐる回るジェットコースター。前周りと後ろ周りが交互にあって(チケット2枚あれば両方楽しめる)、3回超早い回転をしてくれる。遠心力で外側に座ると内側の人間の体重を支えるはめになる。

↑は13日。14日には軍隊パレード。前夜祭で疲れてパレードまで見に行くのは疲れるから多分パス。本場パリのパレードをテレビで見るほうがいい。
posted by masako/philotours at 20:59|
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ニューカレ雑事