2006年
7月

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2006/07/31 (月)

「仮面ライダーカブト」第26話
ガタックがサーフィンしながら駆けつけて来るあたりから、ラストまで(神代のパートも含む)のテンションの高さが尋常じゃなくて面白かった。

あと、追いつめられた状況を見せる術として、常に泰然自若としている天道の動揺を描く、という方法が、ことのほか効果的で上手かったなぁ。

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第25話
海だけど(プリキュアなので)水着じゃない話。

戦闘シーンを中心にダイナミックな構図が多くて見応えがあった。
また、松井菜桜子のノリにノッた悪役ぶりも迫力満点で聴き応えも充分だった。

「ARIA The NATURAL」第18話
起こってしまった悲劇と、その原因の落差が痛々しくも可笑しい話だったなぁ。

コメディの按配がかなり上手で、その結果、低調な作画が話の足をあまり引っ張らないようになっているのもよかったな。

「スクールランブル 二学期」第17話
全編に渡ってやたらと凝った照明の使い方がされていて、印象的だった。

お話の方も、登場人物の恋模様を軸に、勘違いの連鎖が果てしなく続いていく、という「スクールランブル」らしい展開で、なかなか楽しい仕上がりだった。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションU〜それぞれの剣〜」
絵コンテ:福田己津央、高田昌宏 作画監督:平井久司、森下博光(キャラクター)、重田智(メカニック)

アスランくんが新たなる決意を胸に再びザフトに復帰したものの、いざ事を始めてみたら上手く行かないことばかりで、ニッチもサッチも行かなくなってしまう物語、として無難にまとまっていましたな。

パート1程のインパクトはなかったがヴィジュアル充実ぶりは相変わらずだったし、序盤、中盤、終盤にそれぞれ大きな戦闘シーンを配置した構成も観易くてよかったよ。


2006/07/30 (日)

「となグラ!」第4話
主人公の妹が、金髪洋ロリに懐かれて難儀する話だった。

学校での妹と洋ロリとのループネタは小気味よいテンポで、なかなか心地よかったよ。

「ひぐらしのなく頃に」第17話
「生爪剥がしの刑が痛々しい」という噂は、既に方々の感想サイトで目にしていたので、それなりに覚悟を決めていたんだけど、そのガードの上をいくほどにエグい仕上がりで参りました。

あと、「目明し編」に入ってから雪野五月の一人二役ぶりが、相当にいいですね。
今回の対決シーンなんかは、二人の温度差の出し方がかなり上手くてシビレましたよ

「コヨーテ ラグタイムショー」第4話
数々のミッションを潜り抜けたラストが「輸送機の業者に扮装して横取り」だったのには、さすがにズッコケてしまったよ。

「ガイキング」第31話 絵コンテ:大塚健 作画監督:大塚健(メカニック)、椛島洋介(キャラクター) 原画に小林利充、羽山淳一、大籠之仁、馬越嘉彦、石野聡、大塚健
ガイキング・ザ・グレート登場の回で、最終回と言っても過言ではない程に、映像もドラマもボリュームたっぷりな話だった。

うーん、これほどまでに正統的な作りで、これほどまでに出来がいいと、逆に何かを語るのがちょっと難しいなぁ。
とにかく凄い出来だったよ、としか言いようがないと言うか、なんというか…。

「牙―KIBA―」第18話
最萌えキャラのレベッカたんがアッサリと退場してしまいました。
次回から何を頼りにこの殺伐としたアニメと付き合えばいいんだろうか…。ちょっと困ってしまうなあ。


2006/07/29 (土)

「ウィッチブレイド」第16話 作画監督:金子ひらく
海で水着で、金子ひらく先生がご登場の回。

新幹線でやってきた雅音ママンが脱ぎながら(水着姿になりながら)登場するシーンは、業界屈指のエロメーター・金子ひらくの伝説に新たな1ページが刻まれた瞬間でしたね。
乳からお腹にかけてこってりとついた影が、躍動する女肉を情感たっぷりに表現していて大変素晴らしかったです。
後半は水着の女の子キャラだらけの展開でしたが、雅音登場のシーンが、ちゃんと(水着アニメとしての)テンションのピークになっているのも見事でした。
ボーイッシュなロリ以外は女性キャラがみんなビキニ(しかもパレオとかいうシャラクサイものは誰も身に着けてない)ところも含めて、水着アニメとしては完璧と言っていい出来栄えだったと思いますよ。

「BLOOD+」第42話
ソロモンが毎回毎回いいタイミングで空からやってくるのは、ひょっとして繰り返しのギャグだったりするのだろうか?

カイとディーヴァのくだりは、弟の声と顔を持ち、その子を身に宿した仇の女に誘われるっていう複雑怪奇なシチュエーションが、非常に倒錯的でよかったよ。

「ツバサ・クロニクル 第2シーズン」第14話
知世の姉役が笠原弘子で、知世役の坂本真綾と合わせて「こまどり姉妹」キャスティングだった。

あー、あと、黒鋼パパの声が磯部勉だったけど、キャラクターの顔の若さに対して声が渋すぎるような気がしたなぁ。


2006/07/28 (金)

喜多村英梨の部屋:「キタエリが小学生〜中学生の頃、好きだったアニメのOP&ED集MD」の曲目リスト
最新の日記(キタエリ日記vol.30(7/27付け日記))より。
「AIR」とか「うたわれるもの」とか「君が望む永遠」とかエロゲーの主題歌が真っ先に挙げられているのが恐ろしい(笑)。
あと、中学生の頃に観ていた(と思われる)アニメが「Witch Hunter ROBIN」っていう事実に、刻の涙を見ましたよ。
(つい最近の話ような気がするんですが、もうかれこれ4年も前の作品なんですよねえ)

「ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜」第13話 絵コンテ・演出:神谷純
日常芝居中心の展開だからか、かなりリアル寄りなキャラ作画だったなぁ。
芝居の入れ方は抜群によかったけど、キャラの顔が独特なので、ファンの方からはあまり歓迎されないかもね。

「ハチミツとクローバーU」第5話
部屋でくつろいでいるシーンの美和子さんがエロ過ぎて激しく悶絶いたしました。
実際に美和子さんが下着を御開帳なさっているのはほんの数カットだけなのに、圧倒的な破壊力でございましたよ。

「XXXHOLiC」第17話 脚本:大川緋芭
西尾維新の小説版からのエピソード(らしい)。

通低する低温なムード、端正な作画による静的な画面が、適度な緊張感を生んでいてよかったです。
派手な話ではなかったけど、今回はなかなかの佳作でした。

「ああっ女神さまっ それぞれの翼」第17話
ウルドママ襲来の回。

いい乳アニメでした。
とゆーか、いい谷間アニメでした。
詳細にチェックしたワケではないんですが、谷間のカットのほんとんど全てが「両乳が吸い付くように密着しすぎているため、谷間の境界線が消えかかっている」という二次元ならではのイマジネーションに溢れた描き方(要するにとかたきさんが年に1度は必ず言及しているヤツですよ)がされていて、とても興奮いたしましたよ。


2006/07/27 (木)

WEBアニメスタイル:アニメ様の七転八倒 第65回 『時をかける少女』とモラトリアムの特権

「イノセント・ヴィーナス」第1話
2D、3Dともに作画のレベルは高く、映像の充実ぶりは相当なものだった。

ただ、それ故に定型の枠から一歩も出ない物語の弱さがちょっと勿体無かったなぁ。
それと、洗練された現代的なヴィジュアルと垢抜けない古典的B級SFテイストの世界観との噛み合わせも、初回を観るかぎりでは少しチグハグな感じがして、なんか落ち着かなかったな。

「ちょこっとSister」第3話
ケツすら「KEEP OUT」扱いになってしまったのにはガッカリしたが、放送禁止用語用の規制音(「バキューン」ってヤツ)が何度も何度も鳴り響くシーンは、アニメならではのインパクトがあって、原作よりも可笑しかった。

「ゼーガペイン」第17話
「ちょこシス」での欲求不満を晴らしてくれるかのように、こちらはなかなかのお尻アニメだったなぁ。

作画が低調気味だったにもかかわらず、女性キャラを肉感的に描くことに関しては全く手を抜いていないのが、大変素晴らしかったですよ。
(ま、復元者の女の子を肉感的に描いているのは、エロ云々の問題ではなく、彼女が「生身であること」を強調したかったからだろうけどね)


2006/07/26 (水)

WEBアニメスタイル:アニメ様の七転八倒 第64回 エヴァ雑記「纏め」2
(関連)編集長メモ:【WEBアニメスタイル】エヴァ雑記・纏め

「銀魂」第17話
前にも書いた気がするが、アニメ版におけるチャイナドレス姿の神楽ちゃんは、神楽ちゃんらしからぬエロさが漂ってくるので、出てくるたびに激しく動揺してしまう。

「桜蘭高校ホスト部」第17話
鏡夜先輩のお当番回。
セットしていない髪の毛が、鏡夜がオフ状態であることをスマートに表現していてグッドだった。

また、前回の双子と同様に、内面への踏み込みは節度のあるもので、今回も口当たりのいい仕上がりだった。

「ガラスの艦隊」第17話
なんか凄い勢いで登場人物が一箇所に集まってきだしたなー。

「僕等がいた」第4話
テンポが早すぎるせいか、自分が男女の機微に疎いからよくわからんが、ヒロインと相手役の心境の移り変わりにイマイチついていけなかった。

「NARUTO―ナルト―」第195話
ちょっとアクの強いキャラ作画だったが、アクションシーンは全般的に勢いがあってよかったな。
特にガイ先生が木人ロボ軍団と格闘するくだりは、物量が半端じゃなくって面白かったよ。


2006/07/25 (火)

WEBアニメスタイル:アニメ様の七転八倒 第63回 エヴァ雑記「纏め」1

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第24話 演出:岡佳広、小村敏明 作画監督:岡山美佳、稲上晃
強敵と新しい仲間の登場、そして新必殺技のお披露目というシリーズ中盤のテコ入れ話だった。

新必殺技のエフェクトは相変わらず派手派手で、かなりの気合の入りよう。
また、前半のドラマパートも、夏の日差しを強調した陰影の描き方が凝っており、なかなかの出来だった。

「ONE PIECE」第272話
サンジが鉄球を使う衛兵を倒すくだりは、あまりの身のこなしの速さにゾロ以外の目には(視聴者でさえも)その動きが捉えられなかった、という演出なんだろうけど、ちょっとわかりにくかったなぁ。
(脇のキャラがサンジのスピードに驚くシーンを入れるとか、サンジが消えていることをわかりやすく示すとか、そういうことをしておく必要があったんじゃないかなぁ)

「N・H・Kにようこそ!」第3話
緻密な作画と初心者向けの丁寧な(?)オタク描写、という組み合わせが、なんとなく「REC」を彷彿とさせるなぁ。
(主人公のキャラクターも似ているし)

初回から漂う微妙なヌルさが気になっていたけれど、そういう方向性なら(「REC」と似たような方向性。アニメファンだけでなく、昨今のアキバブームでオタク文化に興味を持ち始めた人にも向けている作品なら)、これはこれでいいような気もしてきたよ。

「シムーン」第17話
アーエルとネヴィリルの演習場でのキスシーンと後半の音楽の盛り上げ方が、ともに雰囲気があってよかったな。

「BLEACH」第90話
デコピンで吹っ飛ばされた一護が床をゴロゴロと転がるシーンが、なんか無駄に長かったなぁ (数えてみたら15秒も転がっていたよ)(笑)。


2006/07/24 (月)

「仮面ライダーカブト」第25話
複数の局面が同時進行し、しかもその全てが盛り上がってきたところで次回に引く、という濃密な構成が素晴らしかった。

「ARIA The NATURAL」第17話 絵コンテ:佐藤順一
アリシアの歳のとり方とグランマの歳のとり方に、あまりにも差がありすぎるのが、気になって仕方がなかった。
(グランマはきっとアリシアに何か吸い取られたりしたんだろうな(笑))

「スクールランブル 二学期」第16話
風呂場でのシチュエーションコントは、この作品らしいベタベタな展開がキレイに決まった一作で楽しかった。

あと、沢近の入浴シーンをはじめ、時折ヤケに艶っぽいカットが飛び出してくるのも、なんかちょっとよかったなぁ。

「ゼロの使い魔」第4話 作画監督:中島美子
キュルケがベットでしなを作るカットの、尻の突き出しっぷりがストレートにエロくてよかった。
(欲を言えば、画面をもっと明るくしてもらいところだが。規制なのかもしれないけど、前回といい、今回といいキュルケが布面積の小さいぱんつで頑張っているときにかぎって、画面が薄暗いんですよねえ…)


2006/07/23 (日)

「となグラ!」第3話
今回はいいぱんつアニメでした。
それくらいしか書くことがありませんが、いいぱんつアニメはそれだけで「良いアニメ」なので、何の問題もありません。

「ひぐらしのなく頃に」第16話
クライマックスの詩音が沙都子に苛立ちをぶつけるシーンは、単に沙都子が悟史を縛る枷になっているから、という額面上の理由だけでなく、同じ不幸な身の上の「妹」として沙都子の甘えが許せなかったのでは?とも読み取れるようになっていて面白かった。

あと、今回は作画が全体的に良好だったな。
特に詩音がベットに寝そべりながら電話をするシーンなんかは、おっぱいのボリュームと腋のラインがエロくて、とても素晴らしかったですよ。

「ガイキング」第31話
微妙に総集編。

総力戦を前にして各キャラクターの立ち位置の確認、ルルの断髪による決意表明、洗脳されてしまうライバルキャラ、と今回も王道展開を堂々とやりきっていて面白かった。


2006/07/22 (土)

映画「時をかける少女」を観る。
過熱気味な絶賛合戦に中てられたせいで、観る前(いや、観はじめてからもしばらく)は乗り気になれなかったんだけど、観ればやっぱり面白かった。

なんというか、いい意味で感情を揺さぶられるアニメだったな。
細かいことは考えないでヒロインの感情に寄り添い、その流れに身を任せながら観るのが、実に心地よい作品でした。

WEBアニメスタイル:『時をかける少女』応援企画
ネタバレが嫌なんで避けていましたが、これからまとめて読んでみようと思います。

「ウィッチブレイド」第15話 作画監督:鈴木信吾
レディこと玲奈の退場編。

一応、花を持たせてはいたけれど、与えられた役回りのワリにはアッサリとした幕引きだった。
栞といい、ノーラといい、本当に人外キャラに対する執着がない作品ですな。

「風人物語」第6話
男子小学生のゲストキャラに渕崎ゆり子、折笠愛、くまいもとこ。
このキャスティングだけで、もうお腹一杯になりました。

「おとぎ銃士 赤ずきん」第4話
頑張ってユルい雰囲気作りをしようとしているけど、なかなか上手くいっていないように見えたなぁ。

「BLOOD+」第41話 作画監督:小林利充、中本尚子
やっぱり真央はいいキャラをしているなぁ。
つーか、女の子らしいキャラクターが極端に少ないアニメなので(小夜は性別を感じさせないような性格付けがされているし、ジュリアさんは「女の子」って歳じゃないし)、彼女の女の子らしさを眺めるだけで癒されたような気分になりますね。

あと、今回は男4人の作戦会議とか、アンシェルとジュリアのシーンとか、ダイアローグも全般的によかったな。

「ツバサ・クロニクル」第13話
八奈見乗児の声優ネタは、11話のチビキャラ劇場とは別の意味で、この作品らしからぬハメの外し方だったなぁ。


2006/07/21 (金)

「機神咆吠デモンベイン」第8話
みんな同じことを書いているけど、被災した少女の声があまりにも野太くて度肝を抜かれた。

「ザ・サード〜蒼い瞳少女〜」第12話 作画監督:高見明男
スタイリッシュなセンスでまとめられたなかなかの作画アニメ。

剣戟や格闘シーンといったアクションの組み立てが凝っていて見応えがあった。
「精神世界での戦い」だからといって過度な表現主義に走りすぎず、あくまでもアクションアニメの範疇で、そのシチュエーションを上手に使いこなしているのもよかったな。

「ハチミツとクローバーU」第4話
真山が本性を曝け出すシーンが、あまりにも明け透けで可笑しかった。

寝台列車の描写は車窓から見える風景、寝室の狭さ(スケール感の出し方)といったディテールの積み重ねにリアリティがあって、上手く雰囲気が出せていた。

「XXXHOLiC」第16話
座敷童の女の子がまたしてもはた迷惑な愛情表現をする話。

管狐に、座敷童にと、今回は四月一日が愛されまくりだったなぁ(両方とも愛情表現の仕方に幾分問題があるけれど)。
儚くもはた迷惑な(笑)座敷童もかわいかったが、九つの尻尾を別々にバタつかせて懐いてくる管狐も、負けず劣らずかわいかった。


2006/07/20 (木)

「いぬかみっ!」第16話
犬神の女の子たちが尻尾を振って喜ぶくだりがかわいかった。

「ゼーガペイン」第16話 作画監督:大貫健一(キャラクター)、西井正典(メカニック)
前半の舞浜サーバーのリセット話は、「リレーのタイムを計る」という展開が、「舞浜サーバーに迫りくるタイムリミット」という状況を上手く演出していてよろしかった。

一方、後半のリョーコの復活劇は、苦味の効いた味付けの仕方が、実にこの作品らしくて面白かった。
また、バトルのテンションがいつになく高かった点、そしてそれがドラマの盛り上がりと一致していた点も素晴らしかった。

「まもってロリポップ!」第3話 絵コンテ:中村憲由
野川さくらのハジケた演技が、ドタバタした展開によくあっていて楽しかった。


2006/07/19 (水)

「銀魂」第16話
今回は構成力が高く、最後まで飽きずに楽しめた。

グラサンと「マダオ」(「まるでダメなおっさん」の略)の繰り返しのギャグで押し続ける展開、クライマックスの人情話への流れなんかは、特によく出来ていた。

「桜蘭高校ホスト部」第16話
雷におびえてうずくまるハルヒがエロかった。

お話的には、双子の内面に踏み込みながらも、それが踏み込みすぎになっていないのが、この作品らしかった。

「ガラスの艦隊」第16話
夜這いをかけて来たレイチェルを邪険にしてみたり、行き場のなくなった性欲をシャドウフェンシングで紛らわしたり、クレオの生存情報にありえない喰い付きぶりを示したり、ミシェルの正体を知ってからこっち、ヴェッティ様のホモ描写がヤケクソ気味になってきたなぁ(笑)。

「僕等がいた」第3話
終盤の夢から現実に引き戻されるくだりの余韻の出し方と、EDへの流れがよかった。

「NARUTO―ナルト―」第194話
今回は第八班(紅先生班)のお当番回だったが、例によってシノがまたハブられていましたねえ…。
(シカマルもよくハブられているけど、ああいう頭脳派のキャラは動かしにくかったりするのかなぁ?)


2006/07/18 (火)

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を構成話数順に観る。
思春期をこじらせてしまったヒロインが、半年強の高校生活を経て、少しずつマトモになっていく話だった。
「セカイが滅びるか、存続するか」を描いたアニメは少なくないが、「滅びを免れたセカイの戦後処理」をこんなに長く丁寧にやるアニメは珍しいので新鮮だった。
また、普通なら終盤に「再びセカイの危機が訪れる」みたいな展開がもう一山くるところなんだけど、危機らしい危機が迫ったのは、(「憂鬱」編直後の)「涼宮ハルヒの退屈」ぐらいなもので、後半にそういった大きな揺り戻しが全くないのも独特だった。

「N・H・Kにようこそ!」第2話
山崎も、ひきこもりの佐藤くんでさえ、日によって服装をちゃんと変えているのに、岬ちゃんだけ着たきり雀なのには軽い違和感があったなぁ。

「シムーン」第16話 脚本:西村ジュンジ、岡田麿里 絵コンテ:西村純二、加藤敏幸
動きの少ない回だから、というのもあるのだろうが、キャラ作画の安定度が高かった。

全体的に出来はよかったし、内容そのものには不満はないのだが、お気に入りのキャラ(カップル)が二人揃って退場してしまったのは、ちょっとショックだったなぁ。


2006/07/17 (月)

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第23話

アクダイカーンとのファーストコンタクト&双子の退場編。

重要な回に相応しく、作画、演出ともに力の入った仕上がりだった。
前回に引き続き双子の情の流れがよく捉えられていたし、ラスボスとの対面というイベントも効果的だったしで、脚本・構成の組み立て方も悪くなかった。

「ARIA The NATURAL」第16話 絵コンテ:佐藤順一
丁寧な画面設計がなされていると思ったら、絵コンテが佐藤順一監督だった。

朝焼けのピンクに夕焼けのオレンジ、夢の世界の白金色の水面といった色使いが印象に残る。
ゴンドラとのお別れツアーとその間々に挟まれる想い出話というエピソードの詰め方もなかなかで、物語と映像のバランスがよくとれている佳作だった。

「スクールランブル 二学期」第15話
小清水亜美の体当たりなモノマネの数々が、いかにも天満らしいいい加減さを演出していて可笑しかった。

「ゼロの使い魔」第3話
淫乱姐さんが谷間を強調したしたときの、おっぱいのテカリ具合がエロくてよかった。
(色黒キャラは肌についたハイライトが、通常よりも割り増しに映えるから良いですね)


2006/07/16 (日)

「涼宮ハルヒの憂鬱 第13話『射手座の日』」を観直す。
これって単にお遊びをするだけの話じゃなくて、シリーズ終了間際に7話「涼宮ハルヒの退屈」(野球の話)と似たようなシチュエーションをあえて繰り返すことで、ハルヒ(と長門)の変化の程を浮き彫りにするっていう話でもあったのね。
つまり、この話も12話「ライブアライブ」や14話「サムデイ イン ザ レイン」と同様に、後半戦(「涼宮ハルヒの憂鬱」以後)を総括したお話の一つだったということか。

「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」第16話 絵コンテ:佐藤順一
トーマ編のオーラス。

エリザベータ様の配役が「デウス・エクス・マキナ」そのまんまだったのが可笑しかった。

内容そのものについては、前半の演劇練習のくだりは楽しかったが、後半はトーマがあっさり改心しすぎているので、ちょっと拍子抜けしてしまったなぁ。

「となグラ!」第2話
やっていることはしょうもないエロコメだけど、エロいシーンに無駄撃ち(意味の無いパンチラとか)のない、かなりクレバーな作りだった。

「ひぐらしのなく頃に」第15話
核心に触れるような台詞を最後に数行付け足せば、ここで終わってもいいような話だったなぁ。

「コヨーテ ラグタイムショー」第2話 絵コンテ・演出:野中卓也
アクションシーン以外では、うるさく感じてしまうほどに動きが細かくついていた。
とにかく圧倒的な作画力で視聴者をねじ伏せる、という姿勢が、わかりやすくてよかったな。

それと、メガネ姐さんとおっぱい娘が歩くファーストカットを筆頭に、何気にお尻アニメをしていたのもグッドだったよ。

「ガイキング」第29話
OPの映像が新しくリニューアル。
大張正己&スタジオG-1らしいケレン味とエッジがたっぷり効いた作画で、朝からテンションが上がりました。
久々にTVアニメで金田伊功の仕事が観れたのもよかったですよ。

本編については、サスページがコツコツと裏切り工作をするところまでは面白かったんだけど、ルルの話も一緒にやらざるを得なかったからか、話の畳み方がバタバタしてしまったのが惜しかったなぁ。

「仮面ライダーカブト」第24話
天道の髪の毛がいよいよもって大変なことになってきたなあ(笑)。

ま、それはさておき、カブトとカダック、ダブルライダーそろい踏みは、ベタだけど燃えるものがあってよかったですよ。


2006/07/15 (土)

「ウィッチブレイド」第14話 絵コンテ:森田宏幸 作画監督:Shuzilow.HA
ラストの梨穂子と玲奈のシーンはいいシーンだったけど、二人の歩み寄りが始まる前にワンステップ足りないので、ちょっと感動しきれなかった。

「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」第1話
1発目(の後半の話)から同人女子ネタのトバした展開で、非常にいい突き抜け方をしていました。

「BLOOD+」第40話 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督:黄瀬和哉
ソロモンがディーヴァらと袂を分かつ話。

一つ一つの描写、一つ一つの芝居にネチッこい演出がついているのが印象的だった。

普段とは趣の異なるムード重視な作りで面白かったが、戦闘シーンが寸止めで終わってしまったのはちょっと残念。
山内重保の静と動のメリハリがハッキリしたバトル演出が大好きなので、ソロモンとアンシェルの戦闘シーンはちゃんとやって欲しかったなぁ。


2006/07/14 (金)

映画「ブレイブ・ストーリー」を観る。
バランスの取れた非常に端正な画面作りで、RPG風の世界観を丁寧に物語に落とし込んでおり、――もし、自分がRPGの世界に入ったとしたら、どのように世界が見えるのかが、上手く再現されていた。
あと、最近流行りの「ボーイ・ミーツ・ボーイ」の要素をかなりいい按配で取り入れていて(鼻につかないギリギリのラインをよくついている)、その点もまた、上手かった。

「機神咆吼デモンベイン」第7話
世界征服の計画が発動したり、ラスボスがクーデターにあって倒されたり、けっこう怒涛の展開だったけど、敵組織の規模がきちんと描ききれていないので、いま一つピンとこなかった。

「ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜」第11話
パイフウ先生のツンデレぶりが凄まじかった。
前回のアタックぶりも凄かったし、なんかもうパイフウ先生の動きから一瞬たりとも目を離すことができませんねえ(笑)。

「ハチミツとクローバーU」第3話
ユニコーンとか、いつになく思いきったギャグ演出がなされていて面白かった。

「XXXHOLiC」第15話
アレ?この後にヒドイオチがついたりしないの?
人外ではない若い女性がハッピーになって終わったのって、ひょっとするとこれが初めてなんじゃないだろうか?
前後編だったことといい、派手さはないけれど、けっこうレアな話だった。


2006/07/13 (木)

「いぬかみっ!」第15話
ほれ薬ネタのドタバタ話。
路上生活者になってもやっていることに代わり映えがしないっていうのは、ある意味凄いな(笑)。

「ちょこッとSister」第1話
はるまの順応性の高さにはちょっと引っかかりを感じてしまったが(笑)、概ね手堅い仕上がりだった。

後半の買い物のくだりは、ほとんどアニメオリジナルの展開だったけど、原作よりもちょこの幼さとはるまの保護者的な目線が強調されていてよろしかった。
(特にスプーンを持ち方を直してあげるシーンなんかは、作品を通してこの二人のどういった関係性を見せたいのかが、上手く提示できていると思いましたよ)

「.hack//Roots」第15話
タビーたんのゲーム音痴ぶりが凄まじかった。

今回はハセオの出番がない、タビーメインの完全なるサイド・エピソードだったけど、普段よりも話の意図が格段に汲み取りやすくて面白かった。

「ゼーガペイン」第15話
「イイ感じの青春ドラマをした後は、必ずヒドイ現実を突きつけられる」っていうのが、もうスッカリ黄金パターンと化しているなぁ(笑)。

「まもってロリポップ!」第2話
全体的に作画があまり芳しくなかったが、特に屋上でのバトルが始まってからの有様は惨憺たるものだった。


2006/07/12 (水)

NHKアニメワールド:「BS夏休みアニメ特選」放送予定表
7/24(月)〜8/4(金)まで。
劇場版「ナイン」(全3編)とか、劇場版「スラムダンク」(全4編)とか、OVA「キャシャーン」(全4話)とか、「十二国記の世界」とか。

「桜蘭高校ホスト部」第15話 絵コンテ:石平信司 作画監督:本橋秀之
今回はいつもよりも美形モノらしさを強調したシーン(裸や絡みやカッコつけたシーン)が目立って、本来の視聴者寄りな作りのように見えたなぁ。

それと、本編開始直後、画面がしばらく青一色だったから、TVが壊れた(もしくは放送事故でも起こったのか)と思って、ちょっと焦ってしまったよ。

「僕等がいた」第2話 絵コンテ:大地丙太郎、そ〜とめこういちろう
プリクラのくだりは、「プリクラの撮影」という状況設定の使い方と、邦画っぽい空気感の出し方がなかなかよかった。


2006/07/11 (火)

TVアニメ「天元突破グレンラガン」公式サイトプレオープン

アニメイトTV Web:ガイナックスが新作『天元突破グレンラガン』を発表
スタッフを見るかぎり、久しぶりに本気のガイナックスっぽいけれど、期待してもいいのかな?

「N・H・Kにようこそ!」第1話 絵コンテ:山本祐介
タイトルアニメ、本編ともにスタイリッシュなヴィジュアルでまとめられていて、映像的には健闘していた。

ただ、画面が端正になったぶんだけ、全体の印象が原作漫画よりもマイルドになってしまい、(観やすくなった反面)コメディとしてのエッジが甘くなっているのが、ちょっとだけ気になったなぁ。

「シムーン」第15話
物理的にも、心理的にもバラバラになっていく登場人物たちを余所に、リモネとドミヌーラだけはその絆を着実に深めていくのだった、というお話だった。

一人一人偵察に行ってはいなくなるとか、唐突にかくれんぼを始めてみるとか、冷静に考えるとちょっと強引な展開だったが、硬軟織り交ぜた各キャラクターの掘り下げ、関係性の描き方は相変わらず上手かった。

「BLEACH」第88話
せっかく乱菊さんの淫乳に緊縛触手プレイするというステキな展開だったのに、縛り方が全くもってなっておらず、心底ガッカリ致しました。


2006/07/10 (月)

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第22話
バトルシーンにスピード感がなかったのは惜しかったが、全体に力の入ったキャラ作画でなかなかよかった(因みに作画は青山充の一人原画)。
また、双子の感情の揺らめきも丁寧に演出されていて、ドラマ的にも見応えがあった。

「ONE PIECE」第271話 作画監督:舘直樹 原画に久田和也、小泉昇
瞬間風速的ではあったが、ルフィとブルーノのバトルシーンは作画のテンションがやたらと高くて爽快だった。

「ARIA The NATURAL」第15話
エビフライをアカツキにあげるくだりの灯里ちゃんが微妙にSっぽくってドキドキした。

内容的には、後半に進むにつれて作画がガクっと落ちてしまったのが残念だった。

「ゼロの使い魔」第2話
ヒロインに羞恥心がなく明け透け過ぎるのであまり興奮はしなかったが、前半のぱんつ描写がかなりイイ感じだった。


2006/07/09 (日)

アニメ「涼宮ハルヒの退屈」を観る。
「涼宮ハルヒの憂鬱」を一通り観終わった後(丁度いま構成話数順に観直している)に観ると、ファンサービスで作られた続編OVAみたいに見えるなあ。
(本筋の主軸となる設定(宇宙人、未来人、超能力者、ハルヒの特性)がちゃんと押えてあるところとか、各キャラクターの見せ場が均等に配置されているところとか、コンパクトにまとまりながらも総花的な内容になっていて、いかにもそれらしい感じがするのですよ)

「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」第15話
トーマの一人ボケ突っ込みのレベルが高すぎて、しばし言葉を失った。

「となグラ!」第1話
オーソドックスなエロコメ系萌えアニメ。
同じようなキャラソンばら撒き商法を展開している「いぬかみっ!」と同様に、主人公の性欲が前面に出ているので感情移入しやすかった。

「コヨーテ ラグタイムショー」第1話 絵コンテ・演出:あおきえい
大塚明夫・沢海陽子夫妻が宇宙を舞台に夫婦喧嘩をするアニメ……なのか?

お話についてはまだナントモいえないところだが、「フタコイ・オルタナティブ」のセルフパロから始まる一連のアクションシーンは切れ味抜群でなかなかよかった。

「ガイキング」第28話 絵コンテ:大塚健 作画監督:大塚健(メカニック)、渡部圭祐(キャラクター)
原画に入江泰浩、橋本英樹、西田達三、椛島洋介、久城りおん、中鶴勝祥、山下高明、石野聡、斎藤久、千葉道徳、大塚健、渡部圭祐、まさひろ山根

13話のようなテンションの高さはなかったものの、優秀なスタッフが揃った回だけあって仕上がり具合は完璧でした。


2006/07/08 (土)

「おとぎ銃士 赤ずきん」第2話
すっかりオタク向けのハーレムアニメみたいな体になってしまったが、女の子キャラが前面に出てくるようになったことで、バランスがグッとよくなったし、お話も弾むようになってきた。

「BLOOD+」第39話
ニューヨークへの旅立ち編。
様々な組み合わせの「対話」を次々に見せていくという構成で、久しぶりに面白かった。

新OP/EDについて。
OPは可もなく、不可もないオーソドックスな仕上がりだった。
第2期、第3期と回を重ねるごとにヴィジュアルがどんどん先鋭化していったあとなので、(出来不出来に関係なく)後退しているように見えてしまうのが勿体無い。
一方、EDは例によって箸井地図のイラストによるもの。
これまでのお話を振り返るような構成で、最終クールらしい雰囲気だった。

「ツバサ・クロニクル 第2シーズン」第12話
モコナの描く漫画(絵本?)の世界という設定で、2頭身のチビキャラ劇場をする話。

まさかこのアニメでこういう遊びをするとは思わなかったなぁ。
アイデアだけで終わらないで、中身もちゃんと丁寧に作っており、普通によく出来ていた。
(キスをしようとするたびに吹き飛ばされる小狼とサクラ、ゴジラの着ぐるみを着た巨大黒鋼が暴れるシーンでの音楽の付け方なんかが特によかった)


2006/07/07 (金)

「ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜」第10話 作画監督:前田明寿
拳と拳で語り合うハードレズビアンアニメだった(笑)。
何が小林沙苗のヒトを駆り立てるのかよくわからんが、あのやる気には圧倒されたよ。

「ハチミツとクローバーU」第2話 絵コンテ:長井龍雪
何だか俺の知らぬ間に理花さんが萌えキャラになっていた。

あと、山田のキャラ作画がリアル寄りというかちょっと濃ゆくて微妙だった。こんな顔だったっけ?

「XXXHOLiC」第14話
話の内容自体には特に思うところはないが、「続く」で終わったのにはビックラこいた。

「ああっ女神さまっ それぞれの翼」第14話 作画監督:奥田淳
女神は色気づくと法術が使えるようになるとか、ならないとかの会話での、「ええ、女の子ですからっ」って台詞が何かちょっとイヤラシかった。

「ケロロ軍曹」第117話
あー、これでEDが「地球(ペコポン)侵略音頭」だったら、凄くキレイな幕引きだったのにー。
なかなかどうしてままならないもんですねえ。


2006/07/06 (木)

「いぬかみっ!」第14話
ようこの告白を啓太が受け止めるくだりは、あっさりとした描き方が爽やかでよろしかった。

「ゼーガペイン」第14話
前回あれだけ丁寧にリョーコを殺しておいて、蘇らせる(蘇りの可能性を残す)とは思わなんだよ。
ルーシェンがキョウに急接近しだしたので、これからはサンライズ美少年アニメの王道をいく、男二人の愛の物語になるのかと思ったんだけどなあ(笑)。

ま、そんな冗談はさておき、自分はリョーコ派というよりシズノ派なんで、「シズノがリョーコを救い出すために一人で奮闘していた」っていうクライマックスは、かなり泣けるものがありましたよ(キョウ、リョーコ、シズノの三角関係を考えると余計にね)。
前にも書いた気がするけど、ちょっと前に流行した「登場人物を(ひいては視聴者を)追いつめるような鬱展開」を上手く避けながら、セツナイ話に持っていっているのがよかったですよ。

「まもってロリポップ!」第1話 絵コンテ:中村憲由
冒頭の人間雪崩に圧倒された。

中村憲由らしいドタバタぶりは楽しかったけど、話の筋はもう少しちゃんと整備して貰いたかったかも。
視聴者を置いてけぼりにしたまま、ドタバタ劇がどんどん進行していくので、最後まで作品への取っ掛かりが上手くつかめなかったなぁ。


2006/07/05 (水)

「ガラスの艦隊」第14話
まさかの朝チュン展開だったけど、ヴェッティ様のガッカリぶり(笑)から察するに、ミシェルは何もされていないんだろうなー。

「僕等がいた」第1話 絵コンテ:大地丙太郎、そ〜とめこういちろう 演出:そ〜とめこういちろう
テンポはかなりよかったけど、いつもの大地丙太郎監督らしい賑やかさは抑え気味で、意外と落ち着いた雰囲気だった。
その淡々とした感じが、登場人物の機微を上手く浮き彫りにしていて、滑り出しとしてはなかなかイイ感じだった。

……ただ、超個人的な話になるんだけど、作中でアニメキャラが「山本さん、山本さん」ってヒトの名前を何度も何度も呼んでくるのは、ツラかったなあ(笑)。
呼ばれるたびにこそばゆい気分になって、集中力が削がれまくってしまったよ。

「NARUTO―ナルト―」第192話
最近のコメディ編は何かが吹っ切れたのか、伸び伸びとしていて普通に面白いですね。
オリジナルのシリアス編よりも作り手が狙っている「子供向け番組」路線が上手くハマっているからでしょうか?


2006/07/04 (火)

「RAY THE ANIMATION」第13話(最終回)
思い出したようにブラックジャックと集中治療室の少年が出てきて、話を〆た。

いろんなサジ加減を間違えているせいで、トンデモアニメになっちゃったけど、本来は医療サスペンスアニメのフリをしたドロドロ系メロドラマを目指していたんだろうなぁ…、というのが窺い知れる最終回でした。

「涼宮ハルヒの憂鬱」第14話(最終回)
思春期の願望充足型アニメとして無難にまとまったラストだった。

初回が1話丸まる劇中劇とか、話数の順番を入れ替えた変則的な構成とか、暴走紛いなこともやっていたけど、終わってみれば、いつも通りの京都アニメーションらしいアニメ――作品全体のバランス、トータルクオリティの底上げ、原作イメージの遵守にひたすら腐心した理性的なアニメ――だったなぁ。

まぁ、これはこれで面白かったけど、個人的にはそろそろ原作付きではない、京都アニメーションオリジナルのTVシリーズが観たいかも。
丁度いまが一番(組織として)脂がのっている時期だと思うので、その盛りが過ぎないうちに一度くらいは挑戦して貰いたいんだけどなあ。

「シムーン」第14話 脚本:西村ジュンジ、岡田麿里 絵コンテ:鎌倉由美、西村純二 作画監督:中山岳洋
「『神の乗騎たるシムーン』と『機械にすぎないシムーン』」を軸に信仰心と現実との葛藤を描いたお話だった。

テーマに見合った濃厚なドラマが展開されて見応えがあった。
また、ワポーリフ・ヴィジョン(目線)で描かれているからなのか、モリナスがやらと艶っぽく、魅力的に描かれていたのも印象的だったなぁ。

「BLEACH」第87話
EDがリニューアル。
女性ヴォーカルとヒップホップ、R&B系のミュージシャンを交互に採用する、とかいう決まりごとでもあるのかしら?


2006/07/03 (月)

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第21話 演出:座古明史
VS満&薫編の一発目。

クライマックスのカタルシスと次回への引き方が普通によかった。

「スクールランブル 二学期」第13話
アバンとED前のホラー漫画ネタは画の凝りよう(再現度)に比べて、演出のヒネリがもう一押し足りないのが惜しかった。

「ゼロの使い魔」第1話
みんな同じことを書くと思うけど、「灼眼のシャナ」のヒロインとその相方(二人揃って声まで同じ)が「ハリー・ポッター」ごっこをするアニメだった。

手際よく作品の概観を提示できてはいたけれど、ちょっとフラットに見せすぎているかな?
初回なんだし、もう少しヒロインのキャラの強さを前面に押し出してもよかったかも。


2006/07/02 (日)

「ひぐらしのなく頃に」第13話
崇殺し編の完結編。
話のまとめ方が回を重ねるごとにどんどん雑になっていくなぁ。

「西の善き魔女 Astraea Testament」第13話(最終回) 絵コンテ:摩砂雪 演出:中山勝一 作画監督:相澤昌弘
途中まではそれなりに緊迫した展開だったのだが、フィリエルたちが王都に転送されたあたりから軽妙なタッチに転調して、その軽いノリのままエンディングへとなだれ込んでいってしまった。
変に重たくする必要はないけれど、この軽すぎるまとめ方には正直肩透かしを食らったなぁ。

全体については、初回と宮廷闘争編(6話、7話)あたりは高い演出力に支えられて見応えがあったが、他はストーリーを消化するだけの高速展開ばかりが目についてしまい、こちらもいま一つ振るわなかった。
相澤昌弘のキャラクターと世界観のマッチングが非常によく、序盤の期待値が高かったぶんだけに、ちょっと残念だったなぁ。

「仮面ライダーカブト」第22話
加賀美がカダックの適合者になる話。

現実に裏切られた加賀美が力を求めてダークサイドに走る……みたいな安易な展開にはせずに、彼のキャラクター性を活かしたまま、ヒーローとしてちゃんと成立させようとしているのがよろしかった。


2006/07/01 (土)

「ウィッチブレイド」第12話 作画監督:小林利充、山中正博
雅音を蘇らせる「呪文」が「梨穂子が待っている」じゃなくて「1000万の特別報酬」だったのには、ちょっと脱力。
(そういう意図はないにしても)流れ的に「娘よりも金」ともとれてしまうので、素直に笑えなかったなぁ。

「おとぎ銃士 赤ずきん」第1話
子供とオタクの両方狙いなんだろうけど、詰め方が甘いので、両取りというより、どっちつかずな感じがしたなぁ。

オタ臭をもっと薄めても好事家はちゃんとついてくると思うので、まず女児向けアニメとしての基本をちゃんと固めてから、エッセンスとしてオタク向けのフックを作る、くらいの按配にした方がよかったのではないだろうか。

「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」第14話 作画監督:川元まりこ
旧校舎を探索する話。

元気のいいリアクション芸が冴えている回だった。
あと、顔と手の表情の出し方も特徴的でイイ味を出していた。

「BLOOD+」第38話
ジェイムズが退場する話。

敵の戦術の欠点を親切に指摘してしまったことが敗因になったり、小夜を埋めるために用意した穴に自分が落とされてしまったり、ジェイムズが文字通り「墓穴を掘った」展開だったけど、洒落の利いた脚本というより、間の抜けた印象しか受けなかったなぁ。

「ツバサ・クロニクル 第2シーズン」第10話
小狼「死者を蘇らせることは誰にもできません。例え、それが神と呼ばれる存在でも…」
阿修羅王「誰の教えだ?」
小狼「旅で学んだことの一つです」


修羅の国編の前に、アニメオリジナルの死者の蘇りの話(4話・ツァラストラ国編の後日談)を入れたのは、この台詞を活かすためか。
(修羅の国編とピッフル・ワールド編の順番が原作と逆だったのもこのためか)
狙い通り構成の妙が効いていて、このくだりはかなりグッとくるものがありましたよ。

それと、修羅の国編は今回も含めて3話とも、「阿修羅王を美しく描く」という演出意図が徹底していて、その点もまたグッドでした。