Layer8 Reference « back to Reference home

tasklistコマンドでsvchost.exeの中身を突き止める方法

■tasklistコマンドでsvchostの中身をチェック

まずは、[スタート]>[ファイル名を指定して実行]でcmdと入力してコマンドプロンプトを開きます。

tasklist /fi "imagename eq svchost.exe" /svc

→svchost.exeに関連するサービス名を表示
Servicesの欄に表示されているのが該当のsvchostによって制御されているサービスです。

tasklist /fi "imagename eq svchost.exe" 

→先のコマンドで出たPIDと照合してどのsvchost.exeがメモリを食っているかが分かります


・さらに、以下のコマンドで簡単なスパイウェアチェックもできます

tasklist /fi "username eq {ユーザ名}" /fi "imagename eq svchost.exe" /svc\\

「情報: 指定された条件のタスクは実行されていません。」とか「INFO: No tasks running with the specified criteria.」 と出ればひとまず安心です。


※tasklistコマンドでエラーが出る場合

'tasklist'は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして
認識されていません。

Windows XP Home等だとデフォルトでtasklist.exeが入っていないと上記のエラーが出ます。

C:\WINDOWS\system32にtasklist.exeというファイルがない場合は
以下からダウンロードできる模様。ただしライセンスは不明なので自己責任でお願いします。
http://www.computerhope.com/download/winxp.htm



■不要なサービスの停止

メモリを食っているサービスを特定したら次はそのサービスの常駐を止めてPCの負担を軽くします。
[スタート]>[コントロールパネル]>[管理ツール]>[サービス]からサービスの設定画面を開きます。

該当のサービスを右クリックしてスタートアップの種類を手動・自動・無効の中から選んでいきます。
重要なサービスを無効にするとwindowsが正常に動かなくなる可能性があるので注意して自己責任で作業してください。


各サービスの意味と設定方法は以下のサイトが参考になります。
http://gtrz.s7.xrea.com/doc/svc.php