横浜−巨人 7回表1死一塁、松本の遊直に飛び出し、帰塁できず併殺に倒れる巨人の一走長野=沖縄セルラースタジアム那覇で
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まだ2月だというのに巨人が早くもピリピリムードだ。開幕カードでぶつかる横浜に完敗。試合後のミーティングでは、走塁ミスをした長野久義外野手(26)が、勝呂内野守備走塁コーチに一喝され、居残り“罰走”を課せられた。厳しい処遇に、チームはオープン戦序盤としては異例の緊張感に包まれた。
G戦士を“春雷”が直撃した。「論ずるに値しない。チームの恥」。原監督が厳しい口調で、昨季の新人王を指弾した。7回だ。一塁走者の長野が松本の遊直で飛び出して併殺。「正面(の打球)で飛び出すなんて、やっちゃいけない。小学生が注意される(レベルの)プレー」。指揮官の怒りは激しかった。
無理もない。首脳陣が大幅に入れ替わった今季は足や小技を絡めて1点を奪う野球を模索中。キャンプでも、走塁やチーム打撃の練習にかなりの時間を割いてきた。それなのに出た単純な走塁ミス。勝呂コーチも「2度とないように注意した。個人の問題ではない」と語気を強めた。
居残りで走塁練習を追加された長野は「すいません…」とポツリ。もちろん、防げるミスは防ぐ必要がある。練習試合を含めて3敗2引き分けと初勝利も遠い。しかし、主力はマイペースで開幕を見据えている時期だ。カミナリ一撃で全体がシュンとしてしまうようでは、あまりに心もとない。 (井上学)
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