ゲレンデ情報 2010-11
毎日更新!積雪や天気をチェック
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】止められた岩政 鹿島3連覇逃す2011年2月27日 紙面から 勝負は時の運。PK戦となればなおさらだろう。だが、鹿島に傾きかけた流れを、相手に手渡してしまった分岐点が確実にあった。 PK戦1人目。先攻のFWケネディをGK曽ケ端が左へ飛んでストップ。後攻のキッカーは、「練習をベースに判断した」というオリベイラ監督の指名により、DF岩政が向かった。短い助走を経て右足から放たれたボールはGK楢崎の右足に防がれた。結果として止められた。それだけのこと。だが、岩政自身は胸中に渦巻く悔恨を珍しくこぼした。 「(楢崎とは)代表でPK練習をしていたので、うまいのは分かっていた。あまり蹴りたくはなかった。その辺で僕が負けていた」。硬さ、緊張もあった。負の材料はそろっていた。 ただ、タイトルマッチとはいえ、シーズンで唯一、受け流してよい1敗。「全体としては悪くない。取り組んでいることが形になってできてきている」と岩政。新戦力のアレックスはすでにチームにフィットし、本田拓の加入で競争心をあおられている青木が中盤の舵(かじ)を握り続けた。曽ケ端と伊野波はロッカールームで失点シーンの連係改善について話し込み、興梠は「やろうとしたことはやれた」と収穫を口にした。仕上がりは順調。鹿島にとっては、悪くはない黒星発進だった。 (松岡祐司) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|