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【コラム 撃戦記】次々と話題提供するボクシング 新興格闘技界も奮起を2011年2月25日 格闘技界に元気がない。不況で経済が沈滞、宣伝費の縮小が影響を及ぼしている。景気はスポーツ界とリンク、アスリートにも厳しい環境となっている。今、大相撲がさまざまな問題で窮地にあるが、残念なのはプロレス界や新興格闘技界に引退力士の受け皿の話が聞こえてこないことだ。契約金やファイトマネーを提示できなくなっているのだろう。 一方、プロボクシングはこうした中でも確固とした路線を歩み、話題を提供している。63年にWBCがWBAから独立し、日本ボクシングコミッション(JBC)は長くこの2団体を認定してきた。 だが、IBFやWBOが力を付けたことから、王座統一戦に限って世界戦を承認。同時に、乱発が目立つ「暫定王座」に“物言い”をつけて承認しない方針を打ち出した。 デラホーヤ(米国)やパッキャオ(フィリピン)の6階級制覇がスーパースターの代名詞になるなど、今は複数階級制覇に価値観が置かれている。日本人初の3階級制覇を達成した亀田興毅(亀田)が新たに5階級制覇を目標に据えた挑戦は新鮮だ。日本人初のプロ7戦でWBC世界ミニマム級王者になった井岡一翔(井岡)も4階級制覇を目標に挙げ、亀田兄弟にライバル心をあおる。 新興格闘技界にも奮起を期待したい。 (格闘技評論家) PR情報
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