記事入力 : 2011/02/25 10:02:22
「韓国国民の3分の2は核武装を支持」
鄭夢準・ハンナラ党元代表
鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党元代表は24日、「韓国国民の3人に2人は、北朝鮮の核兵器に対応して韓国も核武装しなければならないと考えており、現在の安全保障状況を危険だと認識している」と語った。
鄭元代表は、翌日国会で行われる外交・統一・安全保障分野の対政府質問に先立ち、24日に配布した資料の中で「北朝鮮の核に対応した韓国の核武装の必要性について、今月18日から成人男女1000人を対象に世論調査を実施した結果、肯定的な回答(“支持する”34.3%、“おおむね支持する”32.5%)が66.8%を占めた」と記した。これに対し、支持しないという回答は、「あまり支持しない」(17.4%)と「全く支持しない」(11.7%)を合わせ29.1%だった。
現在の安全保障状況については、「極めて危険だ」(15.6%)「ある程度危険だ」(51.5%)など、危険という回答が67.1%に達した。「危険ではない」と考えている回答者は29.5%にとどまった。
また、「北朝鮮が核兵器を保有していると思うか」という質問に対しては、82.2%が「そう思う」と回答し、「そう思わない」は12.7%だった。北朝鮮による追加挑発の可能性についても、「高い」という回答は52.7%で、「高くない」(39.1%)より多かった。
ペ・ソンギュ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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