京都大の入学試験問題が試験時間中にインターネット上の掲示板に投稿された問題で、今月8日に行われた同志社大、11日の立教大の入試でも同様の投稿があったことが26日、分かった。投稿者のハンドルネームはいずれも京都大と同一だった。
8日に行われた同志社大文学部と経済学部の入試では、午前10時の試験開始5分後に英作文の問題が掲示板に投稿され、同19分には別の利用者からの解答が書き込まれていた。
11日の立教大文学部入試では午前10時半の試験開始約12分後と27分後に、英作文の穴埋め問題に酷似した文章が2回に分けて投稿されていた。
両大学とも、合格者は発表済み。
同志社大広報課は「報道各社からの問い合わせで気が付いた。合格発表も終わっているので、内容確認をした上で、大学として対策を進めたい」としている。
[時事通信社]