浜田女子学生遺棄事件で、犯人逮捕に結び付いた情報に懸賞金を出す捜査特別報奨金制度の適用が1年間延長されたのに伴い、広島、島根両県警は26日午前、遺体が見つかった広島県北広島町の臥龍山周辺や浜田市内など9カ所でチラシを配布し情報提供を求めた。
山県署は署員20人を出し、島根県境のスキー場や安芸太田町の道の駅「来夢とごうち」など5カ所でチラシ計千枚を配った。北広島町有田のショッピングセンター前では、署員4人が「どんな情報でも気付いたことがあれば連絡して」と買い物客に求めた。
広島市安佐北区のアルバイト山本綾子さん(64)は「事件のことがずっと気になっている。早期の解決を願っています」と話していた。
【写真説明】買い物客にチラシを配り、情報提供を呼び掛ける山県署員(広島県北広島町)
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