
▲アメリカのイラク攻撃に反対して行進する廿日市市民有志
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【廿日市市】米英両軍によるイラク攻撃の中止を求めて、廿日市市民有志らが三月二十九日(土)、市内を歩く「ピースウオーク」をした。「戦争反対」、「NO WAR!NO DU!」と街頭で声を張り上げ、沿道の市民にチラシを配りながら訴え続けた。
一行は、横断幕やプラカードを手に、同市役所を出発して宮島街道やJR廿日市駅前の商店街を回り、市中央公民館まで歩いた。
メンバーらは、イラク攻撃が始まった二十日(木)から連日、同市役所前で抗議の座り込みを続けている。二十九日は、小学生や高齢者、車いす利用者、市議会議員ら約七十人が座り込みに参加した。座り込みは当面、続けるという。
参加者の一人、柴田もゆるさん(四九)は「大勢の兵士・民間人が死んでいることに無感覚でいることの恐ろしさを感じる。一人でも死者がいることに相当の痛みを感じる感覚を忘れたくない。日本政府には、憲法に基づいて、アメリカの歯止めになってほしい」と訴えている。
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