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 ファミコン 大特集!
 ファミコン本体改造 AV出力化 (前期基板)
Written By KUBOKEN  


ツインファミコンとか、
AV仕様のニューファミコンとか、
アンオフィシャルな互換機本体買えば、
AV接続で楽々なファミコン生活が送れます。

でも...

やっぱ赤白の本体で昔を懐かしんで楽しみたい!
この本体、このコントローラ、このマイク...
そしてこの...レバーでカセットがガシャっと抜ける感触。

それらが伴ってこそファミコンだっ!

ファミコンっていったら、
初期の赤白ファミコン本体だろっ!

そんなマニアなあなたにピッタリの改造です!

今はNewファミコン使ってるけど、
しまいこんだ赤白ファミコンをセカンドマシンとして復活!出来ます。

過去FAMICOMANIAサイトで掲載していた内容を、
参考にさせて頂いたサイトが閉鎖してる事もあり、
こちらでまとめて改訂版永久保存資料アーカイブとしてアップ致します。

ビデオアンプを必要としない簡易的な改造ですので、
ちょっとした電子工作の経験がある方なら簡単に出来ちゃいます。
ハンダ付けさえ出来ればなんとかなります。

必要な部品は↓こちらです。

参考画像
部品
個数
備考
トランジスタ
2SC1815
1個
1815ならば
大丈夫です。
多分(^^;)
抵抗
22KΩ
2個
チップ抵抗でも
構いません。
オイラは
チップ抵抗嫌い。w
電解コンデンサ
0.47μF
1個
-

早速、東京は秋葉原、大阪は日本橋、
沖縄は沖縄電子部品等の電子部品店で揃えましょう。

そんなに苦労しないで簡単に揃う筈です。
インターネットでも簡単に購入出来ますね。

あとはビデオケーブルか、
RCA端子があればオッケーです。

では、回路図↓通りにハンダ付けしましょう!



こんな感じです。
ファミコン基板、カセットカートリッジ端子付近に、

VIDEO、GND、と書かれている部分に空中配線。w
画像わかり辛くて申し訳。

黄色いリード線がビデオ出力。
橙のリード線がビデオ出力のGNDで、
青のリード線が音声のGNDです。
GNDはどこからとっても大丈夫です。

そして音声。


基板上の1Pコントローラ接続端子付近に、
SOUと書かれた部分からリード線を繋ぐだけです。
画像では緑のリード線で繋いでいます。
これまた画像わかり辛くて申し訳。

ここまできたら、
後はファミコン本体の加工になります。

好きな位置にRCA端子を設置します。
基板と干渉しないように注意しましょう。

自分の改造例(RCA端子位置)をいくつか...


記念すべきAV化改造した最初の本体。
み○やんさんの改造方法を参考にした、
コントローラケーブルの穴を利用した方法。
コントローラは本体前面に穴を新規に開けてます。
(コントローラケーブルが少し長くなります。)
音声がモノラルでしか出せないのが欠点かな。
でもこれが一番手軽で簡単な方法です。


2代目AV化改造本体。
マフラーカチ上げの改造車をイメージ。
音声も2つにわけて擬似ステレオ化。
ただ...この位置...大きな欠点が...
ディスクシステム等の大きなカセットが挿せない!

orz



3代目AV化改造本体。
右前方に設置したこれがベストだと思われる位置。
AVケーブルが邪魔になるかと思われたけど、
意外にそうでもなく、
横から出てるケーブルが逆にカッコ良かったりする。


4代目AV化改造本体。
3代目と位置的には同じだけど、
RCAを独立させての配置の為、
本体内部がスッキリとしてます。
(見えないからイイんだけどさ...)
加工↓が、

こんな感じで結構大変です。
穴小さくても大きくてもダメだし。


上記例を見ながら、
自分の好きな位置にRCA端子を設置したら、
後はリード線を繋ぐだけ!

最後に底板を元に戻せば完成ですが、
この時、各リード線の配置に充分配慮して下さい。
RCA端子を本体後方に配置すると、どうしてもリード線が、
カセット取り出し用のスライドパーツと干渉する可能性が高いです。
仮組してカセット取り出しのスライドが固いようならば、
干渉しないように上手くリード線を配置して下さい。

成功していれば、
ビデオ端子で見事TVに映るはず!

そんな訳で旧赤白ファミコンでプレイすると、
やっぱり当時の思い出がひしひしと…。(笑)
当然IIコンマイクも使えるので、
とりあえず最強ではないでしょうか?
(そりゃツインファミコンにはかないませんが…。)

超お手軽で超実用性の高い改造で超オススメです。
(超3段活用)


改造に失敗して壊れたとしても当方では一切責任を負いません。
各自の責任において実行して下さい。

また、この改造が出来ない本体のバージョンもあるかもしれません。
その点はご了承下さい。

個体差により画像にノイズが出たりする場合もあるようです。




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番外編 GAME-AXE AV出力ケーブル製作
番外編 GAME-AXE AV入力ケーブル製作


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編集長 KUBOKEN


1971/04/20
東京は大田区に誕生。

1986/07/22
ナムコ提供のラジオ番組『斉藤洋美のラジオはアメリカン』の企画でナムコ本社を探検。
番組で自分の声が全国に流れる。

1989/06/15
全国の漫画家が主催しているミニバイクレースに参戦!
倉田よしみ先生(代表作『味いちもんめ』)と共に4時間耐久レースを完走!

1989/06/18
↑のバイクレースが一本木蛮先生のレギュラー番組「土曜深夜族」にて放送される。
もちろん映りました♪...初のTV出演。w

1991/03
高校を6年かけて(!)卒業。

1996/08/18
バイク乗りになってから夢だった北海道ツーリングが実現。
そのドキュメンタリー「真夏の旅人'96」を自費出版。
大好評で即完売...現在在庫無し。

1998/12
サイト...Office KUBOKEN Online開設!
目玉コンテンツはPASOCOMANIAとFAMICOMANIAだった。

2000/06
『月刊iP!』6月号にキーチェーンゲームコレクターとしてサイトが紹介される。

2001/02/14
テレビ東京の深夜番組『GameWave』にファミコンコレクターとして出演。
大好きな伊集院 光さんが自宅に来てロケ。
伊集院 光さんFAMICOMANIAメンバーに入会!

2001/05/16
『月刊ゲームラボ』6月号にファミコンコレクターとして取材を受け、見開き2ページで掲載して頂く。

2001/11/22
小学館『Sabra』023号にファミコンコレクターとして取材を受け、見開き2ページしかもカラー!で掲載して頂く。
取材して頂いたライターQちゃんもFAMICOMANIAメンバーに!
Qちゃん現在新宿でファミコンBARを経営!(凄)

2002/05/22
テレビ東京の深夜番組『GameWave』に今度は懐ゲーマーとして再度出演!
ゲームミュージック王選手権で悔しくも準優勝...優勝の和田さんもFAMICOMANIAメンバー。

2002/08/19
遂に念願のファミコンカセットコンプリート!
全1051本のファミコンROMカセット全て所有。

2003/01/21
激ヤヴァ同人誌『CopyWalker3rd』にてサイバーユーキとのマニア対談を掲載して頂く。

2003/07/15
激ヤヴァ同人誌『CopyWalker4th』にて旧世代機vs次世代機 コレクター頂上対決!としてサイバーユーキとの頂上決戦を掲載して頂く。

2004/02/18
日経ホーム出版社『日経ゼロワン』4月号にてファミコン20周年という事もあり、「Trend Watch 発熱!流行回路」という連載記事に取材を受けて掲載して頂く。

2004/03/18
TBSの深夜番組『くりぃむしちゅーのヲタクイズ』に出演。前回競演した和田さんと共に参戦...TV番組のヤラセを目の当たりにする。

2004/11/21
フジテレビ721の激人気番組『ゲームセンターCX』に出演。有野さんと友達の家でファミコン♪的なノリで収録もかなり楽しめました。

2005/05/05
サイトOffice KUBOKEN Online及びFAMICOMANIAを終了(閉鎖はしていない)...FAMICOMANIA会長を引退...そして沖縄へ...。

2006/09/09
1年ぶりの東京一時帰省に久々のFAMICOMANIA OFF会を開催。とんでもない人数が集まり激マニアがり!FAMICOMANIA復活を決意。

2008/01/01
月刊というスタイルをとってFAMICOMANIA復活!現在猛烈編集中!
よろしくお願い致します。

2008/06/28
2年ぶりに東京にて『東京FAMIット2008』というイベント的OFF会を開催(←これがそのレポ)。とんでもない内容に驚愕...激マニアがり過ぎ!今後のFAMICOMANIA...イケル!と確信!


現在沖縄で自然に囲まれつつ、
ハイテクノロジーを楽しむ贅沢な暮らし。w


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