最近、
もう一度ファミコンで遊びたくなった
方が多いと思います。 押し入れ や 物置のダンボール からファミコンと沢山のカセットを 引っ張り出してきてテレビに繋げようとしたら、 アンテナ端子 が 昔と違ったり、 RFスイッチ が無かったりして遊ぼうにも遊べな くて がっかり した事はありませんか? また、住まいが団地等で複数世帯が共通のアンテナを使っている 場合はテレビに流したファミコンの映像が他の家庭までゲーム画 面が流れたりして困っている事はないですか? 最近は任天堂から ニューファミコン 等が発売されていますが、 2コンのマイクが無いと攻略できないゲームで遊びたい (たけしの挑戦状、スターラスター、バンゲリングベイ等) そんな事を考えている方にオススメの改造をご紹介します。 |
用意するものは
RCAジャック (よくAVコネクタとか呼ばれるヤツです) を2個。一個50円程度で入手できます。 端子のオスメスは手持ちのケーブルに併せて選んでください 今回はメスを選びました。 (メス推奨) 後は 半田ゴテ と ハンダ (ヤニ入り推奨) と 線 (ある程度太い方が出力が安定する) と カッター (有ると便利) と プラスドライバー と 定規 (有ると便利) と ラジオペンチ (有ると便利) を用意して下さい。 まずはファミコン本体裏面のネジ6本を プラスドライバー で取り外して背面を取り外します。 (写真参照) |
中を開けると判ると思いますが、コントローラー の線が前面から後ろの出口まで伸びてます。前面 からコントローラーの線を出す事により、遊ぶ時 コントローラーの線が長くなって遊びやすくなり 尚且つ、 後ろの今までコントローラーを出した穴を RCAジャック 用に流用できたり 色々とお徳なので 前面に穴を開けることにします。 まず、 定規 を本体前面に当てて 縦10ミリ 横8ミリ 程度の切れこみを入れ、次に切れ込みに何度も カッター を入れ少しづつ切れ込みを深くします。 ある程度切れ込みが入ったら ラジオペンチ 等で 切り取る所をつまんで上下左右にひねったりして プラスチック部分 に負担をかけると カッター で切れ込みを入れた所から ちぎれていく ので取り除きます。 後は残った部分を カッター で切れ込みを入れて 綺麗な穴に仕上げます。 遊んでいる最中にコードを引っ張った時、 コネクタが抜けない ように線を 軽く結んで右の柱に引っ掛けておくと良いでしょう。 (写真参照) |
RCAジャック
に予め
配線
しておきます。 この時、 ビデオ側は黄色 を オーディオ側には白色 を配線すると プロな感じがします。 (根拠は無し) 配線が終わったら後ろのコントローラー用の 穴に RCAジャック を差しこみます。丁度 良い大きさなので まず 抜ける事は 無いでしょう。 (写真参照) |
いよいよ基盤に配線します。 小さい基盤の左下の部分に注目して下さい。 大きい基盤とケーブルで繋がっている部分が あります。そこから信号を取り出す事にします。 幸いGNDも2本分あるので無理無く配線する事 が出来ると思います。 左から VIDEO信号 GND AUDIO信号 VCC VCC VCC GND となっています。 (写真参照) 間違っても VCC に配線しないで下さい。 多分 ファミコン本体が壊れます。 線は なるべく短め に配線して下さい。 無駄に長いと線を収納するスペースが無い為 箱にしまう時に 断線 したり、 カセットを抜く時に使うプラスチックの バー が奥にスライドして配線に当たり 断線 します。 |
忘れない内に音声出力と映像出力を明記しましょう。 最初に外したカバーを閉めて完成です。 テレビやビデオに配線してファミコン本体の電源を 入れてみてください。 無事写ったでしょうか? 画像が 若干暗い 感じがすると思いますが、 ファミコンの基盤から 信号を直接取り出しているので 信号を強くする アンプ が無い為です。 テレビ等の明るさ (コントラスト) を調整して下さい。 また、簡単な アンプ回路 を組込む事で この問題は解決します。 |
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遊びやすくなりました。 |