救命士による挿管を止めろ・・・
気管チューブ食道に、搬送後に男性死亡…東大阪
大阪府東大阪市消防局は13日、病院搬送後に死亡が確認された70歳代の男性患者について、気道確保のためのチューブが誤って気管ではなく食道に挿入されていたと発表した。医師の指示で挿管を行った救急救命士は同局の調査に「搬送時は気道に挿入した」と話しており、府警布施署が司法解剖を行い、死亡との因果関係や誤挿入の経緯を調べる。
発表によると、男性は11日午前5時頃、市内の自宅マンションの浴槽内で倒れているのをヘルパーに発見され、病院に運ばれたが死亡。脳梗塞とみられる。医師が調べたところ、気管チューブが食道に入っていた。
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今までも何度も出てきた救命士による気管挿管
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米国インディアナ州で行われた前向き研究では救急救命士(パラメディクス)の院外気管挿管について、「院外気管挿管に成功した」と救急救命士が申告した症例について誤挿管 (気管内以外に気管チューブが留置されている状態)の有無を病院到着時に救急専門医が確認したところ、誤挿管率は5.8%であったと報告されています(Acad Emerg Med. 2004;11:707-9)。
米国コロラド州デンバーで行われた前向き研究でも、「院外気管挿管に成功した」と救急救命士が申告した症例について病院到着時に救急専門医が確認したところ、20%は誤挿 管、5.2%は気管チューブの位置異常(気管支内挿管、カフが声門にかかっている状態)であったと報告されています(Prehosp Emerg Care.2009;13:304-10)。
メタ分析では、救急救命士による院外気管挿管の成功率は86.3%であるとされています(Prehosp Emerg Care.2010;14:377-401)。
米国メイン州で行われた前向き研究では、救急救命士が気管挿管に成功したと判断した症例のうち、病院到着時に救急専門医が確認したところ食道挿管と判明した症例が9%を占 めたと報告されています(Acad Emerg Med.2003;10:961-5)。
米国フロリダ州で行われた前向き研究では、救急救命士が気管挿管に成功したと判断した症例のうち、病院到着時に救急専門医が確認したところ食道挿管と判明した症例が約16 %、気管チューブの先端が声門上にあった症例が8%を占めたと報告されています(Ann Emerg Med. 2001;37:32-7)。
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ま、仙台筋弛緩剤事件の看護師も挿管に拘っていましたね・・・
これ、最初は救命率が上がるから現場で挿管させろってことに
なったんですよね・・・
ところが、失敗例が10%以上もあるんですよ・・・
これらは助かる可能性を潰しているんです・・・
良いんですか・・・??
こんな状況が続いて・・・
挿管しなくともバッグを用いて呼吸の管理は出来るんですよ
しかも救命率には差がない・・・
救急救命士の気管挿管はやめるべきです。
続けるなら失敗した時に責任を取らせるべきでしょう・・・
医療に関して医者以外にも医療行為を開放しろという
圧力がかかります・・・
しかし、それがどれほど危険なことか理解できないまま
制度だけが進んでいく・・・
貴方や貴方の大切な人がいざ呼吸停止になった時
救命士が誤挿管をして殺してしまうこともある・・・
怖くないですか・・・
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