2011年3月8日(火)19:54~20:54
菊川 怜(東京大学工学部卒業)
石原良純(気象予報士)
鉄崎幹人(名古屋出身タレント)
名古屋市内在住の小学生4名
益川敏英氏(ノーベル物理学賞受賞)
小林 誠氏(ノーベル物理学賞受賞)
世界最大のプラネタリウムを擁す名古屋市科学館新館の開館前に、その全貌を紹介する。
番組を進行する菊川怜と石原良純、そして地元タレントの鉄崎幹人と市内在住の小学生4名が隊員となって新科学館内を冒険。各フロアで出される指令を次々とクリアしながら、館内の様々な施設をゲーム感覚で楽しみながら、体験する。
途中、ノーベル物理学賞受賞の小林誠・益川敏英の両氏からのメッセージも。建築学科卒業の菊川は、巨大な球体が浮いているように見える造りについても究明する。
また、ミニコーナー「うれし懐かし科学館」では、名古屋市の資料映像や写真で、旧科学館の歴史を振り返る。
工事が急ピッチで進められてきた名古屋市科学館。いよいよ、3月19日にオープンする。
オープンを前に、菊川怜、石原良純、そして鉄崎幹人率いる"新科学館探検隊"はヘルメットをかぶって入っていく。
探検隊は各フロアで科学館学芸員から指令を受ける。それをクリアするとアサラ(科学館のマスコットキャラクター)の秘宝が手渡される。探検隊は新科学館最大の見どころ"プラネタリウム"にたどり着くため、各フロアでの指令をすべてクリアしなければならない。すべての秘宝を手に入れ、全員、満天の星空に到達することはできるのか!?
「見る・聞く・触る・動かす」といった体験型の展示を通して、科学の不思議さや楽しさと出会うフロア。「浮かぶボール 吸い付くボール」「ふりこのすなもよう」などを菊川・石原の説明を聞きながら体験。大型展示「水の広場」では雲・雨・川・海による自然界の水の循環を観察する。
ミッション1:「子どもたちよ!身近なものを使って雲を作れ!」
道具は、ペットボトル、注射器、ゴム管、ライターまたはマッチ。中を湿らせたペットボトルにマッチやライターから出るすすをほんの少し入れてから注射器をつなぎ、一気に圧力を下げることで雲を作る。全員ミッションクリアなるか?
家の中や街にある機械や道具の仕組み、ものづくりの知恵を、科学の視点から紹介するフロア。旧館で大人気だった鉄道パノラマもここにある。3階の大型展示は、大迫力の「竜巻ラボ」。巨大竜巻を発生させるだけでなく、その大きな竜巻の中に入ることもできる。
ミッション2:「巨大竜巻に挑み、力を合わせて竜巻を作れ!」
道具はダンボール、ドライアイス、小型扇風機。電池を逆に入れると扇風機は左回りになり、空気を吸い出す気流を発生する。ドライアイスを砕いてお湯を入れ、あらかじめスリットを入れておいたダンボールの底に置く。それの上から扇風機で吸引すると、ダンボールの中に竜巻が発生するはずだが、果たして?
波動や電磁気、運動など、自然界の原理や法則を、直感的にわかりやすく紹介している。縦波・横波それぞれの波の伝わり方を観察できる「ウェーブマシン」、高低差が同じ3つの坂道で形状の違うボールを一斉に転がしどの順番でゴールするか観察する「加速度と距離」などがある。そして4階の大型展示は「放電ラボ」だ。
ミッション3:「稲妻をくぐり抜け、巨大な電気エネルギーを体感せよ!」
二つの大型コイルが迫力満点のスパークショーを繰り広げる「放電ラボ」。ここでのミッションは、稲妻走る放電装置のトンネル内をくぐり抜けること。探検隊にその勇気はあるのか!?
暮らしを支える様々な材料やエネルギーについて考えるフロア。大型展示「極寒ラボ」は、マイナス30度の極低温空間になる。そこで起こる様々な現象を観察し、極地を疑似体験することができる。菊川、石原、探検隊員たちは全員専用スーツを身に付けて中に入ってみる。
ミッション4:「野菜を使ってロケットを作れ!」
道具はフィルムのケース、ペットボトル、野菜、オキシドール。オキシドールをフィルムケースの中に1/3入れた後、すりおろした野菜を小さく丸めて入れ、素早くキャップをして逆さにする。そしてしばらくすると・・・!!
4つのミッションをクリアした探検隊員たちはいよいよ6階にあるプラネタリウムへ。直径35メートル、世界一のドームの大きさとクォリティを備え、限りなく本物に近い星空を楽しむことができる。菊川、石原、鉄崎と探検隊員たちは学芸員の出迎えを受け、中に入る。壮大な星空に映像、音楽、そして個性豊かな学芸員の生解説を加え、ロマンチックな星の世界をゆったりと堪能する。
そして、感動のプラネタリウム観賞の後は、ビッグなゲストが登場する!
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