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【経済】

任天堂、「3DS」を発売 立体映像の新型ゲーム機

2011年2月26日 12時14分

 専用眼鏡なしで3D(立体)映像を楽しめる新型の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を手に笑顔の男性=26日午前、大阪市中央区のビックカメラなんば店

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 任天堂は26日、専用眼鏡なしで3D(立体)映像を楽しめる携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を発売した。ゲーム市場が縮小傾向の中、期待の新型ゲーム機で巻き返しを図る。26日に購入できるのは事前予約した人が中心とみられるが、いち早く手に入れたい人や当日販売を期待する人で、各地の大型量販店には開店前に行列ができた。

 ヤマダ電機の「LABI1なんば」(大阪市浪速区)には約650人の行列。先頭の男性は前日の午後9時から並んだという。「ビックカメラなんば店」(同市中央区)で購入した同市大正区の会社員男性(40)は「発売をずっと楽しみにしていた。家に帰って早速遊ぶ」と笑顔だった。

 3DSは「ニンテンドーDS」シリーズの後継機で、希望小売価格は2万5千円。欧米では3月に発売予定で、同月末までに世界で400万台の販売を目指す。先月に予約を開始したが、インターネットオークションでも価格が高騰するなど、注目度の高さをうかがわせている。

 6歳以下の子どもの目への影響を考慮し、保護者が3Dでの表示を制限できる機能も搭載している。5月末からはネット経由で3D動画やソフトの配信も始める予定。

(共同)
 

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