【福岡】「夢大陸」女社長を起訴、顧客の金を詐取罪

02/25 19:52 更新

「六本木の巫女」と称し顧客から金をだまし取ったして、検察は25日、投資コンサルタント会社の社長の女を詐欺の罪で起訴しました。起訴されたのは、投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長、原千春被告(55)です。起訴状によりますと、原被告は、会社が主催するセミナーに参加した顧客の男女6人に対し、本来は会社の経費などに充てるつもりにもかかわらず、ユーロ建て債権の購入費と嘘をつき、あわせて1億130万円をだまし取った罪に問われています。この事件では、原被告のほかに「夢大陸」の社員3人が詐欺の疑いで逮捕されていましたが、いずれも処分保留で釈放されました。釈放の理由について福岡地検は「捜査中なのでコメントを差し控える」としています。