本県チーム8年ぶりかるた日本一 全国中学生選手権
小倉百人一首かるたの中学団体戦の日本一を決める「第12回全国中学生選手権大会」(全日本かるた協会関東支部主催)が7日、東京都多摩市で開かれた。本県チームは過去最多の出場となった激戦を制し、2002年以来8年ぶり4回目の優勝を飾った。
本県チームはいずれも福井渚会所属の一瀬桃子さん(小浜3年)早川ゆうかさん(名田庄2年)鈴木裕加里さん(福井大附属2年)西野涼希さん(武生二2年)中村汐里さん(明道2年)道場万悠さん(武生一2年)河合千映さん(万葉2年)の女子7人。大会には14都県から25チームが出場し、1位のみが勝ち抜ける予選リーグと決勝トーナメントで争った。
試合ごとに選抜した5人が同時に対戦し、3人以上勝利したチームが勝者となる方式で行われた。本県チームは予選リーグの群馬B戦で、1枚ずつ残した「運命戦」を西野さんが制して辛勝したほかは、危なげなく3戦全勝で決勝トーナメントに進んだ。
準々決勝を5-0、準決勝は3-2で勝ち進み、決勝は強豪の東京、群馬勢を下した埼玉Aと対戦した。本県チームは中村さんが格上のA級選手を破り、鈴木さんが2枚差で競り勝つなど、3-2で熱戦を制した。
9日、メンバーを代表して福井新聞社に優勝報告に訪れた西野さんと中村さんは「普段から十分な練習を積んだのが自信になり、良い結果が出せた。チームワークの良さも勝因だった」と笑顔で話した。
8日には東京・湯島天神で学年別個人戦の「第22回全国中学生かるた選手権」(全日本かるた協会主催)が開かれ、2年生の部(54人参加)で早川さんと河合さんが3位、西野さんと鈴木さんが4位に入賞した。
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