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小向美奈子容疑者、帰国即“お縄”

 フィリピンから帰国した小向美奈子容疑者=成田空港(撮影・会津智海)
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 フィリピンから帰国した小向美奈子容疑者=成田空港(撮影・会津智海)

 覚せい剤を購入したとして、覚せい剤取締法違反(譲り受け)の疑いで逮捕状が出ていたタレントの小向美奈子容疑者(25)が25日、滞在先のフィリピン・マニラから成田空港に帰国、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。自慢のFカップ乳が際だつスーツ姿で、35日ぶりに日本へ戻った小向容疑者だが、航空機から降りると、捜査員とみられる6人の男性に取り囲まれ、別室へと“連行”された。

  ◇  ◇

 先月21日に日本を離れ、逮捕状が出たにもかかわらず、マニラに身を潜めていた小向容疑者が、ようやく“海外逃亡”にピリオドを打った。旅券の返納命令まで出され、窮地に追い込まれた末の帰国となった。

 25日午後8時前、小向容疑者が乗ったJAL機が成田空港に到着した。各報道番組によると、約4時間のフライトではスリッパに履き替えて、音楽を聴いたり、機内食のオムレツを食べるなどリラックスした様子だったという。空港には、大きな胸が目立つスーツ姿で降り立ったが、すぐさま捜査関係者とみられる男性6人に取り囲まれた。

 100人の報道陣で膨れ上がった到着ゲートでは、「フィリピンには何をしに行ったのですか?」などと質問を浴びせられるも一切答えず。一般乗客の入国審査所とは別の通路へと入り、入国手続きを終えると、逮捕状が執行。その際、小向容疑者は「違います。知りません」と話したという。

 小向容疑者は09年1月に覚せい剤取締法違反(使用)の罪で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決。今回は昨年10月、警視庁が摘発したイラン人らの薬物密売グループの携帯電話の通話記録を調べた結果、小向容疑者が売人と接触していた疑いが浮上し、逮捕状が出た。

 小向容疑者は執行猶予中の身であり、有罪となれば、実刑判決が確実。執行猶予が取り消された上で、多少の軽減はあるが2年から2年半の収監になるとみられる。

 小向容疑者の父・勝雄さんは「警察当局の逮捕理由について、真摯(しんし)に答えてほしい。私は娘は薬物を断っていたと思う」とコメントを発表。逮捕直前には映画「花と蛇3」で縛りなどのハードなSM演技を披露していた小向容疑者だが、私生活でも帰国即“お縄”となり、成田空港から車で女性容疑者用施設のある警視庁武蔵野署へと移送された。今後は厳しい取り調べが待っている。

(2011年2月26日)

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