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【プロ野球】桑田氏から沢村へエース3カ条2011年2月26日 紙面から
巨人OBの野球解説者、桑田真澄氏(42)が25日、那覇キャンプを訪れ、ルーキー沢村に“エースの心得”3カ条を伝授した。偉大な先輩から励まされた沢村は、あこがれの背番号18をまとうため努力を続けていくと表明。巨人のエース道を歩んでいく決意を新たにした。 初対面であっても、沢村の高い潜在能力は報道を通じて知っている。だからこそ桑田氏はあえて「エース」という言葉を用いて激励した。 (1)無理は禁物 「プロ野球は、アマチュアと違ってシーズンが7カ月以上もある。今年1年、無理をして(活躍できる期間が)2、3年で終わってはいけない。10年、15年、エースをやらないと駄目」 (2)直球を大切に 「変化球の話をする前にまずは真っすぐを磨こう。プロはスピードだけでは抑えられない。コントロールが大事」 (3)マスコミ対策 「メディアの人をうまく利用しよう。嫌いにならないよう付き合って」 3カ条の核心は、いうなれば「心技体」そのもの。無理をして「体」を壊しては元も子もない。直球は「技」の原点。メディアと適切な関係を築ければ、報道でむやみに「心」を乱されずにすむ。桑田氏の教えには、エースへと成長を遂げていくための基礎が余さず盛り込まれている。 少年時代から巨人ファンだった沢村にとって、桑田氏はあこがれてきた大スター。「僕が野球を始めたときから見てきた方。すごく気さくな方でした。ああいう風に人間的にも素晴らしい人になりたい」。桑田氏の現役時代の背番号は、沢村が希望している18番。2007年に桑田氏が退団して以来、空き番になっている。 桑田氏は沢村が18番を欲しがっていることに「それだけの選手でしょう」と評価。伝え聞いた沢村は「うれしい。足元を見て頑張っていきたい」と力を込めた。“先代”からお墨付きを得た剛腕に必要なのは、その重みにふさわしい結果のみ。栄光の背番号を背負う日を夢見て、たゆまず鍛錬を続けていく。 (永山陽平) PR情報
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