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都さんの情報を 捜査特別報奨金を1年間延長

2011年2月25日

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写真新たに公開された防犯カメラの映像。行方不明になった2009年10月26日、アルバイト先のショッピングセンターを退店する平岡都さんが映っている=島根県警提供
※写真をクリックすると拡大します

 広島県北広島町の臥竜(がりゅう)山で2009年11月、島根県浜田市の県立大1年生だった平岡都(みやこ)さん(当時19)が遺体で見つかった事件で、警察庁は25日で切れる捜査特別報奨金(懸賞金300万円)の適用を1年間延長することを決めた。

 昨年2月26日以降、約900件(今年1月末現在)の情報が寄せられたが、有力なものはないという。島根、広島両県警の合同捜査本部は、平岡さんがアルバイト先を退店する写真を新たに公開し、情報を求めている(捜査本部フリーダイヤル0120・385・301)。

 一方、香川県坂出市に住む平岡さんの両親は24日、捜査本部を通して「季節が巡り、時が経っても、私たち家族にとって、都を失った悲しみは今もかわりません。いろいろな夢に向かって邁進(まいしん)している都の姿を思い出す度、胸が張り裂けそうであり、犯人に対して憤り以上のものがこみ上げてきます。一日も早く事件が解決されることを望むばかりです」との談話を出した。

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