県立大生だった平岡都さん(浜田市、当時19歳)の遺体が広島県の山中で見つかった死体遺棄事件で、警察庁は、情報提供を募る特別報奨金制度適用の1年延長を発表。これに合わせ、香川県に住む平岡さんの両親は、島根県警を通じ、報道各社にコメントを寄せた。コメント原文は以下の通り。
これまで多くの皆様方の温かい励ましやご声援を頂いたことに感謝致します。
季節が巡り、時が経っても、私達家族にとって、都を失った悲しみは今もかわりません。いろいろな夢に向かって邁進している都の姿を思い出す度、胸が張り裂けそうであり、犯人に対して憤り以上のものがこみ上げてきます。
これまで、警察に多くの方から情報をお寄せいただいているとお聞きし、心から感謝しています。
皆様方の支えがあって今の自分たちがありますが、一日も早く事件が解決されることを望むばかりです。
どうか、皆様、私たち家族を今まで通り、そっと見守って下さい。
毎日新聞 2011年2月25日 地方版