警視庁、映画監督の男を逮捕 女性のメール無断使用容疑知人女性のアドレスを無断で使って電子メールを出したとして警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは25日までに、不正アクセス禁止法違反容疑などで、東京都板橋区中台、映画監督太田真博容疑者(30)を逮捕した。 警視庁によると、太田容疑者は都内の俳優養成所の事務職員をしていた際に、受講生だった女性(22)のメールアドレスを盗み見。パスワードを類推して割り出し、2008年ごろから、性的な内容や女性の知人のアドレスを聞き出すようなメールを出していたという。「女性に成り済ましてメールするのが面白かった」と話し、容疑を認めている。 逮捕容疑は09年9月から約1年間にわたり、女性が登録していたネット会社の無料メールサービスに約380回不正アクセスした上、女性のパスワードを無断で変更するなどした疑い。 太田容疑者は主に短編映画の制作に携わり、昨年11月には監督した作品が山形国際ムービーフェスティバルのグランプリを受賞している。 送った覚えがないメールがあるとして女性が昨年9月、警視庁に相談していた。 【共同通信】
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