事件【舞鶴・高1女子殺害】62歳被告また「真犯人」実名あげ無罪主張「警官から暴行」2011.2.25 12:39

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【舞鶴・高1女子殺害】
62歳被告また「真犯人」実名あげ無罪主張「警官から暴行」

2011.2.25 12:39

 京都府舞鶴市で平成20年5月、府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死罪に問われた無職、中勝美被告(62)の第7回公判が25日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれた。中被告は被告人質問で「真犯人が別にいる」「取り調べで誘導があり、調書を書かれた」などと改めて無罪を主張した。

 この日は弁護側の質問が行われ、中被告は、小杉さんの母親が今月9日の公判で「極刑にしてほしい」と述べた感想を聞かれ、真犯人とする人物の実名を挙げた上で「犯人と疑われて腹が立った」と述べた。

 また、小杉さんの遺留品のピンク色のポーチについて検事に「ベージュ色だった」と供述したとして「秘密の暴露」と指摘されている点について、「検事から『女の子やったら化粧ポーチを持ってるやろ』『ベージュかピンクじゃないか』といわれた」などと誘導を強調した。また「事件後に駐車場で警察官から暴行を受けた」などの発言もあった。

 起訴状によると、中被告は平成20年5月7日未明、小杉さんに乱暴しようとして、頭や顔を鈍器で殴り、殺害したとしている。中被告は初公判で無罪を主張している。

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