本文の文字サイズを変える
中被告「取調官に誘導された」=舞鶴高1殺害公判−京都地裁

中被告「取調官に誘導された」=舞鶴高1殺害公判−京都地裁

 京都府舞鶴市で高校1年小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた無職中勝美被告(62)の第7回公判が25日、京都地裁(笹野明義裁判長)であり、被告人質問が行われた。中被告は弁護側の質問に対し「取調官に誘導され、正しくない調書が作られた」と述べた。
 中被告は、被害者の所持品に関する供述を調書に取られた過程で「刑事が『人間だったら財布やカード入れくらい持っているだろう』と誘導してきた」などと説明。警察や検察が、所持品の特徴などについて、誘導したと主張した。
 検察側は、中被告が公表されていない美穂さんの持ち物の特徴を詳細に供述したとし、中被告の犯人性を立証する一つの根拠としている。(2011/02/25-12:32)


関連ニュース

社会


▲このページのトップへ