現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

HPでプログラム使用「犯罪性なし」 岡崎の図書館

2011年2月25日15時0分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 愛知県岡崎市立中央図書館のホームページ(HP)からプログラムで情報を集めた男性がサイバー攻撃をしたと誤解されて昨年5月に逮捕され、起訴猶予になった問題で、図書館は25日、「男性の行為は犯罪ではなかった」と初めて公式に認めた。図書館と男性がそれぞれのHPで声明を発表し、明らかにした。

 この問題で岡崎市は、プログラムが図書館HPの閲覧障害の主因だったとし、男性が撤回を求めていた。声明で、図書館はプログラムを「技術的に配慮が施されていた」とし、障害は図書館システムが起こしたと認めた。

 男性は図書館が県警に出した被害届の取り下げも求めたが、市は応じなかった。市は「次に何かあったときに被害届の提出をためらわないため」と理由を説明している。男性は納得しているという。

 共同声明は、同図書館を核とする交流プラザ「りぶら」を支援する市民団体「りぶらサポータークラブ」が仲介し、25日午前、図書館と男性、同クラブのHPに同時掲載された。(神田大介)

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

3組に1組が離婚する時代、親権を失った親と子のかかわりが切れる例が後を絶たない。

既存メディアが報じなかった元海上保安官・一色氏の真実に、ジャーナリスト・上杉隆氏が迫る。

出産後のカップルの3割がセックスレスに。子宝を授かった喜びが暗転しかねない脅威とは。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介