2011年2月1日0時42分
「内閣を取り巻く事態に対し、ああいう風なガードがしっかりできるように努力したい」――。枝野幸男官房長官は31日の記者会見で、サッカーのアジアカップで好セーブを連発したゴールキーパーの川島永嗣選手の活躍に触れ、菅政権の「守護神」を目指す決意を強調した。
枝野氏は、日本時間30日未明に行われた豪州との決勝戦をテレビ観戦し、特に川島選手の活躍に目を奪われたという。会見では「1対1になってもガードするよう力が発揮できればいい」。内閣の司令塔役としてゲームメークした仙谷由人前官房長官と自らの役割の違いを表現した。
枝野氏は、日替わりでヒーローが誕生した日本代表を「総合力として力を発揮した」と評価。「内閣としても見習って、閣僚や与党(幹部)らが持ち味を発揮して、総合力で国の危機を突破していかなければ」と述べた。