山口代表が出席
大阪が党員総決起大会
全国完勝の突破口開こう
公明新聞:2011年2月6日付
公明党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)の党員総決起大会が5日夜、大阪市北区中之島の中央公会堂で盛大に開催され、山口那津男代表が白浜一良副代表(参院議員)らとともに出席し、統一地方選の勝利へ「大阪から関西・全国完勝の突破口を開こう」と訴えた。
山口代表は、明確な財源や根拠のある数字を示せない年金改革、子ども手当など民主党のマニフェスト(政権公約)の根幹が崩れているとして、「実現不可能なマニフェストには国民の側から契約を解除する権利がある」と力説した。
また、2011年度予算関連法案の審議について、「2年連続で国債発行額が税収を上回るなど、財政規律をほったらかしにした予算案を組んでおいて、予算関連法案にだけ賛成してくれというのはおかしな話だ」と批判した。
さらに、「今の民主党政権は地に足がついていないので、住民の声が届かない」とし、「国政も地方の政治も一体となって改革できるのは公明党しかない。大阪が変われば日本が変わる。全国に先駆けて突破口を開いていこう」と、力強い支援を呼び掛けた。
有志による合唱の後、白浜氏は、菅政権について「迷走する外交、結論の出ない内政など欺瞞の内閣だ」と批判した上で、「統一選に勝利し大阪、関西から日本を変えていこう」と強調した。
佐藤氏は、重点政策の内容を紹介しながら「大阪が再び立ち上がるためにも、公明党は先頭に立って改革を進める」と主張し、「常勝の新たな歴史をつくろう」と訴えた。
また統一地方選全予定候補を代表し、うつみ久子さん(府議選)が「完勝の原動力となる」、清水よしと氏(同)が「議会改革を断固進める」と必勝へ力強く決意を述べた。
「5つのエンジン」で改革推進
統一地方選へ党大阪府本部 重点政策(ローカルマニフェスト)を発表
公明党大阪府本部は5日、府政記者クラブで重点政策・ローカルマニフェストを発表した。
同マニフェストは、ものづくり、観光・文化資源など大阪、関西の高い潜在力を引き出し、日本を牽引するために「ひとつの大阪、関西は一つ」をテーマに。その推進力として「5つのエンジン」を設定した。
一つめのエンジン「地域主権」では市町村の特性を生かす連携・再編で“チーム大阪”をつくり、住民サービスを高める一方、国から地方への財源移譲などを進める。二つめの「議会・行政改革」では、議員定数の大幅削減(例・府議会22減)や、二重行政の解消など大胆に切り込んだ。
「雇用創出」では環境、医療、ロボットなど成長産業を支援し、働く場を拡大。「教育改革」では世界トップレベルの教育へ留学の促進などを掲げた。「社会保障」では「府がん対策推進条例」の制定などを盛り込んだ。
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