与謝野氏の資産1億円超で最多 新閣僚4人が公開菅再改造内閣で新たに入閣した閣僚4人が18日、1月の内閣発足時の保有資産を公開した。配偶者ら家族分を含めた総資産は、与謝野馨経済財政担当相が1億2980万円で最多。今回は公開の対象外の菅直人首相と、再改造で留任や横滑りした閣僚分を合わせると、総資産の平均額は7462万円で、6月の菅内閣発足以来最も高くなった。 与謝野氏以外の新任閣僚は江田五月法相2648万円、枝野幸男官房長官868万円、中野寛成国家公安委員長163万円。4閣僚の平均は4164万円だった。 与謝野氏は東京都港区六本木の自宅や長野県軽井沢町の別荘など7カ所の不動産を保有。定期預金8495万円のほか総資産額に計上されない株式3銘柄、ゴルフ会員権4口を持っている。 江田氏は岡山市の自宅のほか定期預金642万円など。枝野、中野両氏は不動産を持たず、総資産額計上分は預貯金だけだった。 内閣全体の平均額は、約7億6千万円の資産を持つ松本龍環境相が入閣した昨年9月の改造時に7084万円となり、6月の発足時の3286万円から倍増。今回入閣した与謝野氏の総資産額は松本氏に次いで多く、平均額をさらに押し上げた格好だ。 【共同通信】
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