自民党の小池百合子総務会長は21日、福岡市であった「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で講演し、内閣支持率の急落について「もうリコールの時期に来ている。民主党は設計思想から考え直して出直した方がいい」と述べ、即時の衆院解散・総選挙を求めた。
小池氏は民主党について「意思決定機関が確立していない」と指摘。「安全保障問題など徹底的に議論した形跡が見られず、決めた後でもめる迷走に国民も付き合わされている」と述べた。さらに、「ボンネットを開ければ小沢印の古いエンジン。運転手が代わっても車への不安感は変わらない」と述べ、菅直人首相の退陣だけでは国民の納得は得られないとの考えを示した。
毎日新聞 2011年2月21日 20時07分