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ポスト菅 仰天3人急浮上

【政治・経済】

2011年2月22日 掲載

本命2人が消え…

 菅首相に近い有力議員が、公明党幹部に「総理のクビを替えてもいい」と語ったことで一気に「ポスト菅」の動きが強まっている。あっと驚く名前まで挙がりはじめた。
「民主党議員は、首相退陣は避けられないとみています。ただ問題は、ポスト菅の“本命”がいないこと。そのため、ざっと10人の名前が次期首相として取り沙汰されている。代表選はかつてない大混戦になりそうな雲行きです」(民主党事情通)
 混迷しているのは、有力候補だった岡田克也幹事長(57)と前原誠司外相(48)の2人が、出馬できない可能性が高まっているからだ。
 岡田幹事長は、幹事長としてまったく機能せず、党内から「あいつは政治家じゃない」と烙印(らくいん)を押され、いまや担ごうという議員はほとんどいない。前原外相も、小沢グループに嫌われて支持が広がらないうえ、後見人の仙谷由人が「いま首相に就いても短命に終わる」と「前原首相」に二の足を踏んでいるらしい。
 必ず手を挙げるとみられているのが、樽床伸二(51)と馬淵澄夫(50)の2人だ。2人とも「小沢グループ」にも「反小沢一派」にも属さない、「中間派」の受け皿になりつつある。樽床は樽床グループ20人を抱え、馬淵も40人前後のシンパと会合を重ねている。
 代表選のキーワードは「分裂回避」だ。
「小沢グループも反小沢一派も、党が分裂することは損だと分かっている。だから、小沢色や反小沢色の強い議員は避けたい。そこで浮上しているのが3人です。まず、毒にも薬にもならないベテランの鹿野道彦農相(69)です。さらに、国民新党の亀井静香代表(74)。亀井総理の利点は、民主党分裂だけでなく、総選挙も回避できることです。亀井静香が首相になったら、社民党はもちろん、たちあがれ日本も協力するとみられています。衆院の3分の2を確保でき、予算関連法案も成立します。亀井総理なら、菅首相は代表を辞任しなくて済む余地も残る。仰天なのは、渡部恒三(78)まで浮上していることです。小沢一郎に近い人物を幹事長に就けることを条件に、選挙管理内閣として期間限定で総理にするというプランです。78歳の渡部恒三なら長くやることはありませんからね」(政界関係者)
 予想外の新総理が誕生するかもしれない。

~2011年2月22日以前の記事~

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