2011年2月22日19時19分
多数の死傷者が出ているニュージーランド地震を受け、菅内閣は22日夕、首相官邸で地震対策の関係閣僚会議を開いた。菅直人首相は(1)情報収集に努める(2)邦人保護に万全を期す(3)あらゆる支援態勢の準備をする――の3点を指示した。
首相は席上、「相当の被害が出ている中、日本からニュージーランドに出かけている学生も被害に遭っている。あらゆる可能性を考えておくように」と呼びかけた。政権は同日夕、外務省、国際協力機構(JICA)、消防庁の職員で構成する調査チームを現地に派遣した。