2011年2月23日14時17分
【動画】国際緊急援助隊NZに出発
クライストチャーチに出発する国際緊急援助隊=23日午後1時24分、成田空港、樫山晃生撮影
ニュージーランドに向かう国際消防救助隊=23日午前10時27分、成田空港、安冨良弘撮影
政府は23日午後、地震被害にあったニュージーランド南部のクライストチャーチに、70人規模の国際緊急援助隊を派遣する。政府専用機で午後2時ごろ成田空港を出発し、日本時間の24日午前0時40分ごろ、現地に到着する予定だ。
援助隊は警察庁22人、海上保安庁14人、消防庁17人、医師などの民間人6人らで構成。外務省の徳永久志政務官が同行し、現地で指揮にあたる。菅直人首相は23日午前の衆院予算委員会で「邦人もかなりいる町。被災者救出に全力を挙げる。省庁が連携して、迅速な形で援助隊の派遣が進んでいる」と述べた。
菅内閣は23日朝、国会内で地震被害の関係閣僚会議を開催。引き続き情報収集にあたることを確認した。