(cache) 松木農水政務官、農水相に正式に辞意伝える

< 2011年2月24日 14:08 >

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　民主党・小沢元代表への処分に反発して２３日夜に辞意を表明した松木農水政務官は２４日朝、鹿野農水相に正式に辞任の意向を伝えた。

　農水省では２４日朝、鹿野農水相らが約２０分にわたって松木氏を慰留したということだが、松木氏は辞意を翻さなかった。松木氏は「（鹿野農水相から）辞めないで一緒にできないかということはいただいた。その仲間（小沢氏）を追いやるみたいな話は、どう考えても納得できない」と述べた。

　松木氏の辞表が提出されれば、菅首相はこれを受理する考え。

　首相周辺は「来年度予算案の成立に全力を挙げるべき時にもかかわらず、政局で動いている」などと強く批判している。また、現段階では、他の小沢グループの副大臣、政務官らに松木氏に追随する動きは出ておらず、政府高官は「想定の範囲内だ」と強気の姿勢を見せている。

　一方、自民党・石原幹事長が「菅内閣の大崩落、山が崩れる予兆なのではないかと思っています」と述べるなど、野党側は菅政権の統治能力が問われているとしている。

　菅政権の混迷は深まる一方だ。

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松木農水政務官、農水相に正式に辞意伝える