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2011年2月24日(木) 19:17 |
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懸命な救出活動、岡山から救援物資
ニュージーランド地震の被災現場では、引き続き懸命な救出活動が行われていますが、岡山市の国際医療ボランティア団体AMDAも現地に向け出発しました。 また岡山県もAMDAに救援物資を提供するなど、支援の輪が広がっています。
24日朝、AMDA国際福祉事業団の的野秀利理事長と、25日から被災地で支援活動を行うAMDA本部の職員2人が岡山県庁を訪れました。 県は、10リットル入りと20リットル入りの貯水用タンクあわせて200個をAMDAに提供することを決め、石井知事が的野理事長に目録を手渡しました。 また石井知事は、被災地の住民らに向けてのメッセージもAMDAに託し、「救援物資が役立ち、活動の成果が上がることを願っています」と職員らを激励しました。 大規模地震が発生したニュージーランドのクライストチャーチ市では、崩壊した建物の下敷きになった住民らの捜索活動が続いています。 これまでのところ死者は98人、行方不明者は226人となっており、日本人26人の安否が依然として確認されていないということです。 その被災地に向け、AMDA本部の看護師・石岡未和さんと、調整員のヴィーラヴァーグさんが24日午前、岡山を出発しました。 2人は、現地でAMDAニュージーランド支部の医師らと合流し、貯水用タンクを使っての給水活動や医療支援などを行うということです。 石岡さんとヴィーラヴァーグさんは25日、現地に到着し、現状調査を行った後、来月3日まで支援活動を行う予定です。
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