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2011年2月25日8時22分
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虫の息になったうな太郎に別れを告げる幕亀太郎さん=長崎市野母崎樺島町
長崎市野母崎樺島町の古井戸にすむオオウナギ「うな太郎」が24日、死んだ。体長約1.8メートル、体重12.6キロ。推定年齢は30歳で、死因は老衰という。
世話をしてきた幕亀太郎さん(86)は「うな太郎は井戸の8代目の主(あるじ)。最も大きかった」。直径1.5メートルの深井戸は「ウナギのすみか」として国の天然記念物でもある。
井戸の水質は年々悪化。幕さんは「もうウナギはすめないかも」と心配する。主不在となった後の天然記念物指定について、文化庁は「しばらく様子を見たい」という。
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